■これぐらいがちょうどいい!
そして数日後、リペアが完了したオールスターが自宅に送られてきました。
壊れた愛用品が直って戻って来るのってこんなにも嬉しいことだったのか!
子供の頃壊れてしまったおもちゃを修理してもらった時のような、しばらく忘れていた感情が蘇ります。
新品のヒールラベルが眩しい!
サイドテープは圧着のみですが切れた部分も目立たなくなっています
新品のオールスターって履くのがちょっと気恥ずかしかったりするんですが、リペアを終えたシューズは全体的にはイイ感じに味が出た状態のままで、磨り減ったり破損したりした部分だけがキレイになっています。実はこれがオールスターのベストなコンディションなのでは、なんて思ったり。
オールスターはいつも、あえて1~1.5cm大きいサイズを選び、紐をキュッと締め上げて、より細く見せるようにしています。シューレースをゴム紐に替えると脱ぎ履きがラクになりますよ。なるべく生成色っぽいゴム紐だとヴィンテージっぽく見えてしっくりきます。
最近は、ファストファッションから脱却し、愛着を持って長く楽しむスローファッションの考え方が注目されています。そんな時代の流れにも合うコンバース「オフィシャルリペアサービス」。思い出の詰まったコンバースを蘇らせることはもちろん、もったいなくてなかなか履けなかったヴィンテージのコンバースをようやく履ける時が来たのかもしれません!
<取材・文・写真/田口陽介>
田口陽介|カメラマン。写真家 金子親一氏に師事後2008年独立。雑誌、広告、web媒体、写真教室講師等、撮影ジャンルは多岐にわたるが特にライティングを駆使した商品撮影を得意とする。
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