2021年12月14日、トヨタ自動車はBEV(バッテリー電気自動車)の戦略に関して説明会を開催しました。
説明会ということでPowerPointの資料を元に淡々と解説が展開されていくのかと思いきや、2022年に市販される「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」のプロトタイプと、将来デビューが期待される多数のコンセプトカーを前に、豊田章男社長が熱くプレゼンテーション。驚愕の内容に日本だけでなく世界中の人たちが圧倒されました。
そんな発表を冷静な視点から分析するのは、モータージャーナリストの岡崎五朗さん。メディアなどで過熱する“排他的BEV推進論”に警鐘を鳴らし続ける岡崎さんの目に、トヨタの戦略はどのように映ったのでしょうか?
【次ページ】2030年に350万台のBEV販売を目指すトヨタ▶
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