【M・ベンツ Cクーペ試乗】美しさこそ最大の武器!走りはスポーツカー級

結局のところ「カッコ良くなければクーペに乗る意味はない」。そんな当たり前のことを、メルセデス・ベンツの「Cクラス クーペ」は再認識させてくれました。

Cクラス クーペは、フロントガラスの両脇にあるAピラーから、後端のリアバンパー部分まで、専用デザインとなっています。わざわざ「Cクラス セダン」と作り分けた目的はハッキリしていて、クーペの生命線ともいえるボディのシルエットを美しく見せるため。

メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ

この場合の“美しく”とは、フロントのボンネットからルーフ、そして、リアトランク部分をつなぐラインが、流れるような曲線であること。セダンは後席の頭上空間にゆとりを確保しなければなりませんから、シルエット最優先、とはいきません。対するクーペはやはり、実用性よりも美しさ。ちなみに、Cクラス クーペの車高は、セダンより25mmも低い1405mmです。

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