雨の日でも軍幕キャンプを楽しむ軍幕の張り方と快適に過ごすためのひと工夫

■雨の日でも軍幕を使えるようにするひと工夫

さて、先ほどまで紹介してきた形状や設営時の注意点以外に、雨の日に快適に軍幕を使うためのひと工夫を紹介します。それは、小さな穴は補修しておくことと、撥水加工をあらかじめしておくこと。この2点です。

まずは穴の補修から。軍幕はUSEDなので、穴が空いている可能性があります。隅々まで確認し、見つけてください。どんなに工夫しても、穴が空いてたら意味がありませんからね。

補修方法は、ダックテープを貼って補修する方法と、当て布をして補修する方法がありますが、当て布をする場合は、コットン生地を使えば問題ありません。ある程度肉厚(軍幕と同じくらいの厚さ)の生地がおすすめです。

次に撥水加工ですが、これはほかのアイテムで行なっている方も多いかもしれませんが、軍幕も同様です。市販のスプレーや塗るタイプのもの、なんでもいいのですが、事前に撥水加工を施しておくと安心ですよね。

ちなみに私が行った撥水加工は、信越化学の「POLN-T」という撥水剤を使用しています。凄く強力な撥水剤です。

さて、いかがでしたでしょうか?

雨の中、軍幕でキャンプできるのか疑問だった方、ぜひ色んな工夫をして、雨の中でも軍幕キャンプをしてみませんか?

雨の中のキャンプは、居住空間が限られるので、窮屈な感じもありますが、雨音を聞きながらのキャンプ、私は大好きです。ぜひお試しあれ!!

>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]

(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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