■ベルト全体がポケットで収納力抜群!
そんなこんなで導入したフリップベルトですが、使って分かったのは定番ならではの完成度。実は『&GP』でも、登場した時に紹介しているのですが、そのときはまだスリムで、しかもランニングが趣味というわけではないので使うまでには至っていなかったのです。
ジッパースライダーが蛍光イエローだったのも決め手のひとつ。手持ちのランニング用ソックスと同色で、色を合わせられると思ったから(走っているときは隠れちゃうんで、あんまりコーディネートとか関係なかったのですが)。
着用するときはズボンを履くように上げ、腰のちょうどいいところで手を離せば、ピタッと密着。伸縮性があるので、動いても違和感はありません。
写真ではわかりやすいようにTシャツをインしていますが、実際使うときにはTシャツを外に出すので隠れます。なのでジムなど、人がいる場所で運動するときでも隠れるから大丈夫ですよ。
「FlipBeltジッパー」はその名の通り、フロントにジッパーポケットを装備しているのが特徴。水分補給をしたい時のために、お金を入れておけるから安心です(自販機はまだ現金のところが多いので)。
お札や小銭といった小さなものだけでなく、パスポートやiPhone 13 Pro Maxなどの大型スマホも入れられるから、海外に行ったときのシークレットベルト代わりにも使用可能。使い方の幅が広がります。
フリップベルトは全体がポケットで、前面のジッパーポケットと、それ以外からなる2気室構造。
右、左、後ろには3つのスリット(収納口)が用意されていて、ここからモノを入れ、押し込んで収納。収納後は内部で動くこともなく、スリットから勝手に外に出ることもなく、大人しく収まっています。
左側スリットの内部にはキーフックが備わり、これに鍵を引っ掛けてから収納すれば落とす心配もありません。
伸縮性が高く、スリットは大きく開口するので収納物を入れやすく、入れられる範囲で大きなモノも難なく入ります。
■走っても中の荷物がブレずに安定
ということで早速、装着してランニング。
平地ではそんなに揺れそうもないので、近所の山へ向かいました。上下運動が激しいので、スマホを入れて走ったらずり落ちるんじゃないかと思いましたが、そんなこともなく中のモノが揺れて動くこともなく、ブレずに付けていることを忘れるほど!
かといって締め付けられている感じもせず、ランニング時の不満を見事に解消してくれました。
吸水速乾性の生地なので、汗をかいても不快ではなく、洗濯機で洗えるので清潔に保てるのもいいですね。
これでランニングの際のストレスは解消! あとは習慣づけるだけ! 実際に試して、決意新たに「待ってろよ。来年の健康診断!」
>>FlipBelt
<文/澤村尚徳(&GP)>
FlipBeltジッパー
重量●約95g(Mサイズ)
サイズ(適合ウエスト)●XS、S、M、L、XL
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