■【番外編…1】コットを使う場合は隙間を荷物で埋めるべし!
地べたスタイルではなく、コットを使用する場合もあるかと思います。
この場合は、コットとグランドシートの間に、冷気を遮るものを入れてください。コットは地面と離れているから寒くないと思いがちですが、冷気が溜まりますので、バックパックや寝るときに着ない衣類などを詰めるといいです。
上の写真の装備なら、幕をフルオープンにしてもかなりの寒さまでいけます。寒がりの方は、これにマットや寝袋カバー、湯たんぽを足してみてください。
■【番外編…2】3シーズン用の寝袋ならフル装備で
3シーズン用の寝袋しか持っていない場合には冬キャンプができないかというとそんなことはありません。地面からの冷気をしっかりシャットアウトして、寝袋の保温力を寝袋カバーで高め、そして寝袋自体を湯たんぽで温めれば寝袋の快適温度を5℃〜は下げることが可能なのです。
このセットで、−5℃は問題なくいけました。むしろちょっと暑くて寝袋のジッパーを開けたほどです。もしかしたら、より寒くても寝られるかもしれませんが、試したことはありません。もちろん個人差は多いにあります。ただ、私は寒がりなので、決して我慢しているわけではありません。
さて、いかがでしたでしょうか? 冬キャンプの寝床の作り方はお分かりいただけたでしょうか?
装備をきちんと揃えることはとても大事で、さらにその性能を活かせば工夫次第で快適に寝られるようになります。コンパクトな装備で冬キャンプをしたい方は、試してみてください。
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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