Amazonで見つけた3680円のキャリーカートをキャンプ道具の運搬に使ってみる!

■ハンドルはかなり高くできる

これまで、家からクルマへのキャンプ道具の運搬には、信頼のトラスコ中山製台車を使っていました。

元々引っ越し時に、平台車にもなるコンパクトな台車ということで購入したモノで、軽いしタイヤはスムーズだし、台車としては申し分なく、いろいろ活躍してくれました。

ただ、どうしても荷物が滑る。

特にプラスチック製のトランクカーゴだとツルツル動きます。最初は薄い板ゴムを台車に貼り付けようかと思ったのですが、そもそも重い荷物を載せた場合は摩擦が少ないほうがラクだったりします。う~ん痛し痒しだなぁ、なんて思ってました。

そして見つけたのが、このキャリーカートです。

これだけ小さくたためるなら、置き場所にも困らない。

それにハンドルを最大限引き出せば高さ85cmになり(43、69、85cmと3段階で調整可能)、より縦に積みやすいというところもポイントでした。もちろん、積み上げても太いゴムロープで固定できるから崩れる心配もなし。

ただし高く積んだ際は注意点があります。それは、先端側に倒れやすいということ。

すでに紹介したように、先端側のタイヤは径が小さいものになっています。さらに土台を約7cm拡張できるのですが、拡張部分はタイヤより前に出るカタチになります。そりゃ倒れやすいわけですよね。なので理想は、引き出さなくても載せられる奥行き35cm程度の荷物にすることなんですが、これもまぁ気をつければなんとかなると思います(笑)。

*  *  *

今回は、50Lのトランクカーゴ(幅約60cm)、68Lのソフトコンテナ(幅約62cm)、16Lのクーラーボックス、クローズドセルマットを載せてみました。ソロ仕様だけどちょっと荷物多め、という想定です。ファミリーキャンプだと、これよりもっと荷物が多くなりますよね。なので、このキャリーカートよりは大きなアウトドアワゴンのほうがいいかもしれません。

ただ、かなり用途は絞られる気がしますが、飲料水を箱買いした時や、縦積みできるダンボールを複数運ぶみたいな時には使えそうです。なにより家に置いておいてもジャマにならないというところが魅力。次のキャンプでさっそく実戦投入してみます!

そうそう、肝心の自宅からクルマまでは、荷物が滑ることもなくスムーズに運べました。

<文/円道秀和(&GP)>

 

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