Cotopaxiは、南米で貧困を目の当たりにしたデイビス・スミス氏により高いクオリティのアウトドアギアを通して“貧困に苦しむ人を救う”を目的として2014年に誕生したブランド。労働者の保護や環境保全、発展途上の支援の3本柱を軸とし、さらにB Corporation(ビーコーポレーション)認定企業として収益の1%を寄付し、社会貢献も行っています。
しっかりとした理念を持ったブランドであることはもちろん、もうひとつ今回の購入に至った理由が“世界に一つしかないカラーリング”だということ。実は高品質素材の残材を100%活用して作られているので、ネーミングの“DEL DÍA(その日)”の意味そのままに、その日にある材料で、職人が自由な色の組み合わせで作ったのがこのバッグというわけなんです。
ちなみに使用されているのは600-1200D ナイロン/ポリエステル。耐久性も申し分ないし、何よりも明るいカラーリングが最高! ということで空港でもバッチリ目立って、すぐに連れに見つけてもらえるなんてメリットもありました。
■旅のあれこれに対応しつつセキュリティもバッチリ
で、早速久しぶりの海外旅行での使用感はと言うと…本気で便利。PCR検査の陰性証明書、さらにパスポートに宣誓書、手にはスマホといつも以上に空港ではバタバタ。焦っているときって、何がどこにあるかわからなくなりがちですが、トップのポケットに全部突っ込んでおけばOK、ささっと取り出せます。
あと、空港でやりがちなのが荷物の急な入れ替えや取り出し。通常のバックパックだとゴソゴソ下のほうに目的のアイテムが沈んで手間取って、結局全部出して…なんてトホホな感じになりがちですが、メッシュで程よく中身が見える上、区画分けされているので、ジッパーを開けるだけでお目当てのものを発見。もちろん、ぐちゃぐちゃにもなりません。あと、荷物がこぼれ落ちないのも地味ながら非常に使いやすかったです。
小さいコンパートメント側にはアウトドア用のアウター1枚・スカート2枚に、シャツ2枚、つなぎ1枚を収納。嵩張らないものが多かったせいか2〜3日分が余裕で入った印象。
ちなみに別売りの「Travel Cube 3L - DEL DÍA」(2200円)はあまり見られたくない下着入れとして活用。こちらも届くまではカラーはお楽しみ。サンダル類やガジェット類をポイッとまとめておくなんて使い方もアリです。
さらに、ワーケーションや旅先での作業用に最大15インチまでのPC用パッド付きジッパーポケットも背面に装備。13インチならばケースをつけたままでもOK。もう1ヵ所最大12.5インチまでのベルクロ付きタブレット入れもあり、複数台持ち歩きたい派にも対応します。
プラスして、ハーネス類を収納できるので、機内の収納棚に載せる場合や、足元に置く際も紐がごちゃごちゃせずにスッキリできるのも地味に便利。4カ所のハンドルで機動力も高く、空港でサッと持ち上げて移動ができるうえ、機内のオーバーヘッドコンパートメントの出し入れもスムーズでした。
なお、海外利用で一番気になるのはセキュリティに関して。こちらはクロージャーにセキュリティジッパーを採用。ジッパーを閉めた後、ベルクロ下にしておけばオープン時に引っかかり一発で開けるのが難しくなるので、制止力となるのはもちろん、気づいたら開いてた!? なんてことも防いでくれます。
35Lと42Lサイズもあるので、旅行期間と荷物の量と相談しつつ自分に合ったものを選べば、さらに旅前・旅ナカでの荷物整理が快適になるはず。気持ちを上げてくれるカラーのバッグパックで、久しぶりの旅行を快適にすごしてみては!?
>> Cotopaxi
<取材・文/相川真由美>
相川真由美|エディター/ライター。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。
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