■愛用するのは軽量でコンパクトな蚊帳
この蚊帳は本当に軽量コンパクトで、ソロで使うには申し分ありません。ただグランド部分が空いているのが、デメリットといえばデメリット。私は気にせず使ってますが、ダニが多いところなどでは、避けた方が無難かもしれません。
バックパックキャンパーにとっては、収納サイズや軽さは大事な要素です。
展開するとこんな感じで、一人で寝る分には十分な大きさ!
雨が降ってなければこれだけでも寝られますね。ペグが四隅に打てるようになっていて、上を1ヶ所吊るす仕様になっています。
このようにペグを打てますが、私は出入りしやすいように、入口側は石や荷物で固定しておくことが多いです。
■2パターンの蚊帳の使い方
次にこの蚊帳に限らず、タープ泊や軍幕泊のように、幕に蚊帳が付属してないワイルドなキャンプの時の使い方を2種類紹介します。
■幕下にインサートする方法
このやり方は一番一般的です。下の虫が不安な方はグランドシートをマットの下に敷くと少し安心できます。
パップテント型やAフレームなど、入口部分が広い張り方の場合は、このような使い方がいいと思います。
■幕の入口だけを蚊帳で塞ぐ方法
イタリア軍幕(175×175cm正方形)を2枚連結させてティピー型のように張っているのですが、このような形の幕で入口部分が狭い形状の場合、入口だけ塞げば、圧迫感なく、虫の防御はある程度可能です。
幕下にインサートする方法と同じく、下はグランドシートを敷いて、その上にマットを敷く方法がベストですが、下からの虫を完全にシャットアウトすることはできませんので、心配な方はグランド部分も覆われている蚊帳を使いましょう!
ちなみに、タープ泊の場合だと、ステルス張りの時にも入口だけ塞げば使えますよね。ステルス張りについてはこちら「梅雨シーズンのタープ泊!雨をしのぐタープの張り方【ステルス張り編】」を参照してください。
さて、いかがでしたでしょうか?
虫の多い季節での蚊帳は欠かせないアイテムです。タープ泊や軍幕キャンプをこれからしたいと思っている方、ぜひ参考にしてみてください!
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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