VW(フォルクスワーゲン)のエントリーモデル「up!」が、先頃、本国でマイナーチェンジしました。
その最新モデルをイタリアでいち早くドライブしてきたのは、“美人すぎる自動車評論家”の吉田由美さん。
日々、クルマの楽しさを人々に伝えている人気カーライフ・エッセイストの目に、新しいup!はどのように映ったのでしょうか?
VWで一番コンパクトで、一番リーズナブルなモデルといえばup!。
その分、VW車の中で一番フレンドリーなモデルともいえますが、なんといってもボディサイズがフレンドリーなんですよね。日本の軽自動車とコンパクトカーの中間くらいの大きさで、とってもドライブしやすいんです。
しかも、VWのラインナップにおける王道が「ポロ」や「ゴルフ」だとすれば、明らかに方向性が異なる感じ。元気で活発、やんちゃなモデル、という印象です。
そんな印象をより強くしているのが、まるで“いたずらっ子の顔”のように見えるフロントマスクです。ラジエターグリルのない“グリルレス”デザイン。黒の囲みだけがあるため、まるで「カールおじさん」の口の周りをぐるりと囲むヒゲのよう。特に、ボディカラーが白などの淡色系で、黒を引き立てる色だと、その印象がさらに際立ちます。そんなところからも“やんちゃ”な印象を感じられるのかも。
そんなup!も、2011年に欧州で発売されてから5年。今回、マイナーチェンジを受けたので、早速、イタリアで最新モデルに乗ってきました。
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