一階レセプションに入ると、まずはユーラシアワシミミズクの「八」女将(1歳)がお出迎え。
女将のフルネームは「安田 八」。スタイリッシュな名刺も持っています。
八は一階レセプション横の定位置での日中から夜7時頃までの勤務が基本。食事やお休みのときには別室や共有スペースなど、ホステル内にいます。
ふたりで泊まれる2段ベッド付き個室
宿泊エリアは建物の2階から5階で、各部屋への入室はカードキーで行います。
私が宿泊したのは、5階の2段ベッドがある個室。1泊7600円からの価格設定ですが、ふたりで泊まれば1人3800円。もともと角地に立つオフィスビルで窓が広く、圧迫感を感じないのでホステル初心者にも滞在しやすいと思います。
いずれの部屋も、ベッドは睡眠科学を商品開発に取り入れた高級ベッドブランドのシモンズ製なので、その心地よさは折り紙付き。
2段ベッドで眠るのは数年ぶりでしたが、個室の2段ベッドにはスライド式の布のカーテンがあり、同室の友人同士でもお互いのプライバシーに配慮できるようになっています。
このほかダブルベッド型の個室(1泊8000円から)、4名ドミトリーファミリータイプ(1万5000円から)があり、宿泊価格は時節によって変更されます。
3000円代で泊まれるドミトリータイプ
本当にさくっと泊まりたいひとり旅向けの、ドミトリータイプの部屋がこちら。男女混合のドミトリーが3600円から、女性限定のドミトリーが3800円から。もちろん、各個室で連れ立っての宿泊も可能です。ただし、1ベッド1名なのであしからず。
また、カプセルホテルのように防音が施されているわけではありません。周囲の人の気配で眠れないという人は、ドミトリーより個室がオススメですね。
シャワールームは男女共同(各個室は男性限定、女性限定あり)、浴室の前には鍵付きの個別の脱衣場があります。洗面台にはドライヤーが置いてありました。
シャワーブースにはシャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーが、洗面台にはハンドウォッシュと洗顔の両方に使える洗顔料のポンプボトルが設置されています。
フロア内の共有スペースには、トランクなどを置くラゲッジスペースが。ただし鍵は用意されていないので、ワイヤータイプのキーなどを持参したほうがいいでしょう。
寝間着には浴衣のレンタルサービス(200円)を利用。これは海外からの旅行客に喜ばれそう。また、歯ブラシや髭剃り、スキンケア用品も有料で販売しています。
月60万円! 4人泊まれるキッチン付の部屋もありました
建物の最上階となる6階には、83.81平米の家具付きサービスアパートメントが。室内はリビングを兼ねた部屋にキングサイズベッドと、セミダブルベッドがふたつあり、1室で最大4人まで利用可能。海外からのファミリー客を想定したサービスです。
キッチン、バーカウンター、ガラス張りのバスルームのほか洗濯乾燥機もあり、室料は月額60万円からで設定されています。ホステルの方によると、ホテルのスイートルームに泊まるよりも安い、程度だとか。
続いて、宿泊者以外のも楽しめる店舗をご紹介します。