海に囲まれたサントリーニ島のレストランでシーフード料理を楽しむなら、アシリティコの白ワインは欠かせません。より手をかけて仕込んでいるニキテリなら、洗練されたレストランの上等な料理に合わせても良さそうです。価格はややお高めですが、料理との相性はバツグン!
サントリーニ島でもうひとつ忘れてはならないのが、天然甘口ワインのPDO Vinsanto(ヴィンサント)です。名前はラテン語のVini di Santorini、つまり、サントリーニのワインという意味から来ています。
ヴィンサントとは、太陽で2週間ほど日干ししたブドウ(主にアシルティコ)から造られ、ハチミツや甘いスパイスの香り、コーヒーのニュアンスなどがある、琥珀色をした甘美なワイン。そのままデザートワインとして飲んだり、クレーム・ブリュレなどのデザートに合わせて楽しみます。
イタリアにもVin Santo(ヴィンサント)というよく似た名前の甘口ワインがありますが、本家はサントリーニ!と、サントリーニ島のワイン生産者は言っていました。