部屋があまりにも殺風景だったから「シェラカップ苔玉」を作ってみた!

■土いじりが想像以上に楽しい!

いざホームセンターの園芸コーナーに行ってみたものの、知らないモノばかり。

必要なモノがどこにあるのかすら見当がつかず、棚をしらみつぶしに見て回り、それでも見つからないので最後は店員さんに聞いて教えてもらいました。

結局1店舗だけでは揃わず、3店舗回ることに。でもなんだか宝探しのような感覚が楽しかったり。

購入したのは、けと土、くん炭、赤玉土、小さい観葉植物、そして“ハイゴケ”。他にも必要なモノがありますが、園芸コーナーで入手するモノはこれですべてです。

実は、肝心なハイゴケがなかなか見つからなかったんです。さすがに山や森に行って取ってくるのはハードルが高い。3店舗目でようやく見つけたこのハイゴケ、ひとつ498円でした。ちなみにけと土は2Lで168円、くん炭が2Lで188円、赤玉土(小粒)は0.5Lで118円。

そして植物ですが、これは並んでいるモノの中からインスピレーションで選びました。「コーディライン グリーンストライプ」と「フィカス ホワイトサニー」。どういう性質かなんてまったく知りません。いやはや無知って怖いですね。どちらも158円。

とにもかくにも素材はすべて揃いました。いよいよ苔玉づくりのスタートです。

けと土と赤玉土とくん炭は2:1:1に。目分量です。

霧吹きで湿らせながら、えっさほいさとこねていきます。最初ちまちま水を吹きかけていたんですが、一向に固まる気配がない。途中からはシュッ×10を何度も繰り返し、しとしとぐらいになってようやく固められるように。昔、体験したうどんづくりに似ています。

そして完成したのがこの土団子! これ懐かしい。小学生の頃に作った泥団子を思い出します。あの頃は表面がツルツルになるまで磨いてましたが、今回はもちろんその必要はありません。

土団子が完成したら、いよいよ植物と合体です。

鉢から取り出し、土の角を取って丸くしていきます。そうそう、お気づきの人もいるかと思いますが、仕事机の上で何も敷かずに作業しています。土団子製作の時点で、なぜ新聞紙を敷かなかったのかと悔やみましたが、後の祭り。諦めました。

土団子と、土部分を丸くしたコーディライン。ちなみにコーディラインは英語で書くとCordylineなので、コルディリネとも言うそうです。リュウゼツラン(キジカクシ)科になります。いま調べて知りました。

土団子を平たくして植物をのせたら、包むよう覆っていきます。

これにてベースが完成。なんかちょっとかわいいぞ。そして土をこねこねするのが楽しい!

 

【次ページ】ここからは苔のターン

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