ハイマウントのワイドなゴトクが想像以上に便利で同時調理が楽にできました!

■シングルバーナーを横に2つ並べられるサイズ

アジャスタブルグリルロングwithプレートは、以前より登場していたシングルバーナー用の「アジャスタブルグリルS」の横幅を1.4倍にした横長バージョン。「withプレート」の名前のとおり、ステンレスのプレートも付属します。

本体はステンレススチール製で、重量はずっしりと約770g(春キャベツ1個分ほど)。耐荷重は30kgなので、ほぼすべてのキャンプ用調理道具は載るのではないでしょうか(サイズ的に載せられませんが、一番重いであろうロッジのキャンプオーブン 12インチDEEPが8.72kgなので)。

収納袋が付属するので、持ち運びも簡単です。

使用時のサイズは、約幅450×奥行180mmで、シングルバーナーを横に2つ並べられます。プレートは約幅180×奥行170×高さ12mmで、収納時のサイズは約360×180×25mm。

■高さは5段階に調整可能!

脚の高さは、5段階(115/130/150/165/185mm)に調整できます。調節方法は至って簡単。脚を好みの位置の穴に差し変えるだけ。

下の穴に差し込むほど、高くなります。一番下の穴に設定した状態で脚を伸ばすと一番高くなりますが、これを降りたたむと脚は隠れ一番低い状態になります。

脚を折りたたんだ状態。アルコールランプの場合は、それでもまだゴトクの位置が高いので、下に何か台を置いた方が良さそうです。

手持ちのシングルバーナーで一番大きなコールマンの「ピーク1」の場合は、脚を最大に伸ばした状態でぴったり。背が高いバーナーの上にクッカー等を載せると安定感に欠けるので、ゴトクがあると安心です。

サイドにプレートが装着されているので、ちょっとした風防にもなります。

使用頻度が高い、SOTOの「ST-310」と「FUSION」。普段、個別に使っている時にはそれほど気になりませんでしたが、ちょうど穴ひとつ分の高さが違います。

FUSIONの場合は、一番上の穴に脚を差し込んだ状態でぴったり。ST-310の場合は、上から2番目の穴がぴったり。

一緒に使うには、ST-310の高さに合わせた状態で使うしかありません。

また、この2つを一緒に使う場合、火力調整つまみの位置が違うので、FUSIONはどうしてもボンベが前に来ます。ツーバーナー然として使うなら、同じ機種を2台並べるのが良さそうです。

【次ページ】朝昼晩の料理を作ってみた

この記事のタイトルとURLをコピーする