■シンプルながら思いのほか機能的
外観はシンプルなトートバッグなのに、思いのほか機能的。外側に6つ、内側に2つポケットがある上に、「Cool Warm Tote」という商品名が表しているように、内面には保冷温機能を備えたアルミ蒸着が施されていて、今の時期なら保冷バッグとしても活躍します!
トートの周囲に配された6つのポケットは、マチはないものの深さがあるため、ポータブル電源、筆記用具、虫除けスプレーといった長さのあるアイテムの収納にぴったり。
鍵や定期券などよく使うものを入れておいても、落ちにくいのが利点です。ちょっとぷっくりしますが、500mlのペットボトルも入ります。
内側のアルミ蒸着は内布に覆われているため見えませんが、触るとちょっとフカフカで、帆布1枚でできたトートとは明らかに違うのが分かります。
ただ、冷たい飲み物をそのまま入れると、水滴が内布やほかの収納物につくので、保冷剤と飲み物を保冷インナーバッグに入れてからの収納がオススメです。
取っ手と底面に取り付けられたターポリンは外観上のアクセントにもなっています。
耐久性が高く、ビーチや地面に直起きした時でも、濡れた布で拭き取れば簡単に砂が落ちるのがメリットです。底部まで帆布のトートでは、なかなかそうは行きません。
■ひとつあると何かと重宝!
トートバッグには、革製のビジネス用、防水性を考えたレジャー用など、それぞれに最適なトートバッグはありますが、汎用性の高さなら帆布製のシンプルなトートが一番。
買い物に行った時のショッピングバッグとしても重宝します!
白は汚れが目立ちやすいのが難点ですが、どんなシーンにも合わせやすいのがメリットです。ただしジーンズを履くときは色が付きやすいのでご注意を。
実際にパッキングしてみたら、入る入る。サイズは上部がW60(下部39)×D20×H42cmで、もともと同じくらいのサイズのトートバッグをずっと使っていたのですが、久しぶりに持つと重いっ! 肩がもげるかと思いました。
運びやすさの面ではやっぱりリュックにはかないません。
出張に持って行ったのは、PC、カメラ、資料、Kindle、GoProといった仕事道具から、着替え、洗面道具などの宿泊セットまで。並べきれなかったので、少なく見えますが、ファスナーがギリギリ閉められるぐらいで、11.6kgもありました。
ちなみに2Lのペットボトルなら10本は入ります。
子供と海へ行くときの道具を入れてみましたが、も余裕しゃくしゃく。浮き輪に水中眼鏡、タオル、イス、砂落とし用の水、シートを入れても問題ありません。
実際に海に持って行ったら底はターポリンでバッチリだったのですが、風が吹き砂が舞い、帆布部分に砂がついて…。よく考えたら分かることですが、抜け落ちてました。
ポップアップテントを持って行けば大丈夫ですが、浜にむき出しで置くのはおすすめできません。
これだけ大きいとキャンプの際にも重宝します。
特に、グランドシートやチェア、グローブ、キッチンペーパーなど、撤収したあとにしまい忘れていたり、最後まで使っていたりするものを入れる際にぴったり。サイズが大きいので、かさばる荷物があっても大丈夫です。
入口を閉められるので、クルマのキャリアに積めるし、使用頻度は高そうな予感。
※ ※ ※
今回、久しぶりにトートバッグを使いましたが、ごっそり荷物を入れられて、取り出しやすいからほんと便利。しかも帆布で張りがあって自立するのも便利。
この暑さが、トートバッグの良さを再認識させてくれました!
<文/澤村尚徳(&GP)>
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