レプリカ世代のライダーにおすすめ!ヤマハ「YZF-R7」は 尖ったスタイルだが扱いやすい特性

1980〜90年代のレーサーレプリカ・ブームを体験した世代なら、フルカウルをまとい、前傾姿勢でライディングするマシンに憧れを持っている人も多いはず。とはいえ、現行の大排気量スーパースポーツは公道で楽しむには性能が高くなり過ぎているのが現状です。

そんななか今年登場したのが、ヤマハの「YZF-R7」(99万9900円)。スーパースポーツの尖ったスタイルは継承しながら、並列2気筒エンジンを搭載し、扱いやすさを併せ持つこのマシンをサーキットと公道で体験してきました。

 

■レプリカ世代も満足できるスタイル

「YZF-R」シリーズはヤマハのスーパースポーツの中核を担う存在。1000ccの「YZF-R1」を頂点に、ミドルクラスに320ccの「YZF-R3」、250ccの「YZF-R25」がラインナップされていますが、「YZF-R7」はその中間に位置します。スポーツタイプのフルカウルマシンに乗りたいけれど、中型ではやや物足りない、かといってリッターマシンは手に余りそう…と考えている中年ライダーやリターンライダーには絶妙にマッチするマシンだといえます。

【次ページ】幅が絞り込まれていて足付き性は悪くない

この記事のタイトルとURLをコピーする