2. 軽くて薄くなり、画面占有率も向上
カバーディスプレイが約6.2インチ、メインディスプレイが約7.6インチというスペックは前モデルのGalaxy Z Fold3 5Gと同じで、4400mAhのバッテリー容量も同じ。ですが、Galaxy Z Fold4を手にすると、かなり軽くなったと感じました。
ヒンジがスリムになりディスプレイ周りのベゼルも細くなったため、前モデルよりも本体の高さが3mm小さく、折りたたみ時の厚さも1.7mmと薄くなっています。従来モデルは先進的なデバイスでありながら、やや分厚く野暮ったい印象があったのですが、Galaxy Z Fold4はハイエンド機らしい、かっこいい狭額縁デザインに仕上がっています。
3. カメラ性能がSシリーズ級に進化
GalaxyにはSシリーズとZシリーズのふたつのフラッグシップがあります。カメラ性能はSシリーズがリードし、Zシリーズのカメラのスペックは少し抑えられていました。しかし、Galaxy Z Fold4はメインカメラに約5000万画素のセンサーを採用し、ピクセルサイズを1.8μmから2.0μmへと向上させるなど、カメラ機能の強化が図られています。
Galaxy Z Fold4のリアカメラは超広角(約1200万画素)+広角(約5000万画素)+望遠(約1000万画素)で、望遠カメラは光学3倍で撮影可能。Galaxy S22と同等のスペックを実現しています。メインディスプレイでビデオ通話などを行う場合に使うフロントカメラは約1000万画素で、ディスプレイ内に搭載。前モデルよりも目立たなくなっていました。さらに、閉じたままでも自撮りができる約400万画素のカバーカメラも備えています。
カメラの使い勝手は短い時間しか試していませんが、直近で撮影した写真を確認しつつ、次の写真が撮れたり、卓上に置いて撮影したりできるのは非常に便利です。