ハンドドリップでは淹れるコーヒーは同じ豆でも人によって味が異なります。バリスタクラスであれば均一の味になるのでしょうが、素人にそんなマネはできません。
カリタの「アウトドア ニューカントリー102」はそんな悩みを解決してくれるコーヒードリップセット。ドリッパーの上に穴空きポットを置くことで豆全体に細い湯がシャワーのように注がれるというものです。
かつて「カントリー」というアルミ製のセットがありました。ハンドルは樹脂製で収納時に折りたたみできませんでしたが、「アウトドア ニューカントリー102」は“アウトドア”という名を冠する通り、アウトドアに持って行きやすいようハンドルを折りたたみ式にして復刻しています。素材もアルミからステンレスとなり保温性が高くなっています。
ただ、残念なことに「アウトドア ニューカントリー102」はスタッキングできますが、重ねるだけでフタなどで上から抑えるわけではありませんし、横倒しにすると中のポットやドリッパーが出てきます。手ぬぐいで包むなど工夫が必要です。
とはいえ重ねたポットには空間が生まれるので、フィルターとメジャーをおさめるには十分。
コーヒー好きでコーヒーの淹れ方を研究するほどどっぷりハマっているスタッフが多い&GP編集部ですが、ニューカマーの若澤はとくにハンドドリップへのこだわりなし。そのドリップビギナーの若澤に「アウトドア ニューカントリー102」で4人分のコーヒーを淹れてもらいました。
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