ワンポールテントって構造がシンプルなのでたてやすいし、広さのわりに軽量です。これがウケて多くの人に愛されているわけですが、不満がないわけではありません。
そのひとつが、
“出入り口を開けると雨が入りやすい。なのにタープでカバーしにくい”。
メーカーによってはワンポールテントの出入り口を覆える専用タープを用意していますが、専用タープがない場合はどうすればいいのだと思ってしまうわけです。
その不満を解消して、劇的にワンポールテントのQOLを高めてくれるのが、テンマクデザイン「コネクトキャップ」(2200円)です。
テンマクデザインのヘキサタープには長めのウェビングテープを取り付けて特定のワンポールテントのポールに引っかけて設営する「コネクトヘキサ」シリーズがありますが、「コネクトキャップ」はその接続システムだけを取り出して製品化したモノ。
手持ちのワンポールテントのポールにかぶせ、リング(写真の左側)に2本の張り綱、ウェビング付きリングにタープを取り付けます。
テンマクデザインの人気テント「パンダ」シリーズはテント天頂部にループがあり、タープ側のカラビナを使ってきれいに接続できるようになっているんですが、「コネクトキャップ」を使うとウェビングの分だけタープ下が広くなります。
同じメーカーのTC素材なので色もバッチリあっていて違和感なし。サーカスなどほかのワンポールテントと接続できますが、「トリポット」という三脚タイプのポールには対応できません。「トリポット」対応製品を鋭意開発中とのことですから楽しみに待ちましょう。
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