■他社製ワンポールテント、タープでもOK
「パンダ」シリーズは「コネクトキャップ」と同じテンマクデザイン製なので、相性の良さは当然。では他社製のテントではどうでしょうか?
TCとナイロンという異素材同士ですが、驚くほどきれいにハマってます。
「YOKA TIPI」は270×270×H175cm、「パンダTC+」は270×270×H170cm。ほぼ同じですが、高さの違いなのか地面の傾斜の具合なのか、タープのかぶり方が微妙に異なりました。
もっとも出入り口を覆う面積はほぼ同じ。降り込む雨を大幅に抑えてくれるのはうれしいですね。
次はテントもタープもテンマクデザインとは違うもので試してみました。
タープはヘキサではなくレクタングラー。ヘキサよりも直線的なデザインなので地面との隙間は少なく、出入り口部分のカバー率も高い。これからの季節にぴったりです。
気になる点はいくつかあります。
「パンダ」シリーズや「YOKA TIPI」のポールは問題ありませんが、なかには貧弱なポールが付属しているワンポールテントもあります。テントとタープ、両方を1本のポールで支えるわけですからテントポールはしっかりしたモノに変えるほうが安心です。
また、「コネクトキャップ」にはカラビナが付いておらず、今回は「パンダTCタープ」付属のカラビナを使って他社製タープを接続しました。
100円ショップの薄くて小さなアルミカラビナでは思いっきりタープに力をかけたときに不安です。接続には短いロープやスチール製ナスカンなどを用意する必要があります。お忘れなく。
とはいえ「コネクトキャップ」を使えば手持ちのワンポールテントとタープの接続が驚くほど楽になり、雨の日のストレスが大幅に軽減することは間違いなし。撮影中、編集部・円道ほかワンポールテントを使っているスタッフたちの購入宣言が続きました。「コネクトキャップ」は革命的アクセサリーと言っても過言ではありません。
>> テンマクデザイン
<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介 撮影協力/-be- 北軽井沢キャンプフィールド>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter
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