iPadは高いからマンガ専用機としてAmazon「Fire HD 8」を選んでみた

■画素密度は感覚でも違いアリ

サイズは横向きにして縦137.3×幅201.9×厚さ9.6mm。重さは342gです。表裏両側にカメラが付いていますが、まだ試してません。おそらく今後も使わないかも。ベゼル(画面周辺のフチ)が太いですが、これまで使っていたiPadも似たようなモノなので、あまり気にならず。

裏側は滑り止めのようなエンボス加工が施されています。ただし素材はプラスチック。ぶっちゃけ滑りやすい。ちょっとかさばりますが、カバー着用推奨です。

純正カバー(3980円)は表面がファブリックになっていて、触り心地は上々。少々厚く重くなってしまいますが、この程度は誤差だと思うことにします。

それにこのカバー、スタンドにもなってくれます。動画を見たい人にとっては助かりますね。それに、カバーを閉じれば自動的にスリープになり、開くと起動するので、いちいち電源ボタンを押す必要がなくなります。これだけでも使うメリットはあるかと。

またmicroSDカードスロットが付いていて、最大1TBまで容量を増やせます。通信はWi-Fiのみなので、まとめて端末内に落としておきたい人にとっては、増やせるのはありがたいですね。

▲下が「iPad(第6世代)」、上が「Fire HD 8」

iPadに重ねてみると、かなり小さいことがわかります。画面サイズは、2018年に購入した手持ちの「iPad(第6世代)」が9.7型で、今回購入した「Fire HD 8 PLUS」が8型。ただしひとつ注意点が。このふたつ、ディスプレイの解像度が大きく異なります。

iPad(第6世代)=2048×1536ピクセル
Fire HD 8(第12世代)=1280×800ピクセル

【参考】iPad(第9世代/10.2型)=2160×1620ピクセル

画面サイズの違いはありますが、密度の差はひとめでわかります。そりゃもうiPadの方が圧倒的に美しい。解像度が高いと目が疲れるという場合もありますが、小さい字は高解像度のほうがやっぱり判読しやすい。ここは価格の差が如実に出ている部分です。

ちなみに昨年発売された10.1型の最新モデル「Fire HD 10」(1万5980円)は1080pのフルHDで解像度は1920×1200。iPadと遜色ないレベルです。画素密度だけで画面の精細感を比較はできませんが、感覚値としてはやはりiPadに軍配が上がります。

問題はこれがマンガを読む際にどう影響するのか。だってマンガ読む以外に使う気がないから。

▲厚さは「Fire HD 8」の方が多少あったりして

 

【次ページ】なんと少年マンガの単行本と画面がほぼ同じサイズ!

この記事のタイトルとURLをコピーする