空気は冷たいけれど落ち葉をかき集めてテントの下に敷けば結構あたたかいし、葉が落ちることでできる日だまりでぼんやりコーヒーを味わうのは夏にはない心地よさ。冬のキャンプは魅力がいっぱい!
ですが撤収時の困りごとが…。それは靴を脱ぎ履きするときに枯れ葉の破片や砂がテント内に入ってなかなか払い落とせないこと。とくに化繊のテントはインナーをひっくり返そうが、静電気で細かなゴミがくっつきっぱなしです。
ブロアーを用意してテント内のゴミを吹き飛ばす猛者もいますが、そのためだけにバッテリーを管理するのも大変。
ホウキとちりとりで取り除くという古典的な掃除も考えられますが、これはこれでほこりが舞ってくしゃみが止まりません。かといって安価な室内用粘着式クリーナーは非力でちょっと重い枯れ葉の軸や砂粒が床に残ってしまう。
キャンプ人気の高まりとともにキャンパーの心の叫びが大きくなったのでしょう。コロコロで知られるニトムズより日本初のアウトドア用粘着式クリーナー「コロコロ テントクリーナー160 本体S」が誕生しました。さっそくサンプルを取り寄せて使ったのですが、コレ、スゴイ。
従来のコロコロはガムテープみたいに薄いモノですが、「コロコロ テントクリーナー160 本体S」はテープに触れると、従来の(ガムテープみたいな)コロコロよりもクッション性があります。ベタベタとした粘着力はなく、指で触れても“え、これで?”と思うほど弱く感じます。
けれども転がすことで静電気が起きてゴミを引き寄せ、クッション性によってテントの縫い目やシワのようなデコボコした場所でもかまわずゴミをキャッチ! もちろんテント生地を傷めることはありません。
- 1
- 2