■テントの床をコロコロ
2泊3日のキャンプの後。撮影のためにわざと汚したのではありません。出入りの際にゴミを蹴り込み、ときには1歩だけだから…と靴のままテントに入って荷物を引っ張り出したりしたためこの有様。寝袋の縫い目から飛び出た羽毛もふわふわ飛んでいます。
さっそく「コロコロ テントクリーナー160 本体S」を滑らせたのですが、あきれるほどきれいになります。コロコロを持ち上げてもゴミが落ちることはなし。これはスゴイ!
汚れが入り込み、振り払っても大きめゴミが落ちないブランケットをコロコロ。
従来のコロコロはブランケットの細かな繊維はくっつくけれど、ゴミはちっともキャッチしてくれませんでしたが「コロコロ テントクリーナー160 本体S」は繊維ではなくゴミを取ってくれるんです。
テント半面をコロコロした後はこんな具合。こんなに汚れが入っていたとは!
シャフト側(写真手前の白い部分)に粘着が付いておらず、ゴミに触れず簡単にめくれることもコロコロシリーズの特徴。サッとめくってきれいな面にしたらテントの残り半分をコロコロ。
シャフトとは反対側は端っこまで粘着があり隅っこの汚れを取りこぼすことがないのもストレスを感じません。
わずか5分ほどでこのとおり。
これまで、床を斜めにしてドア部分からゴミを出そうとしたのに逆に外の枯れ葉を取り込むという不毛な戦いをしてきたのはなんだったのだろう…。
「コロコロ テントクリーナー160 本体S」(2959円)は全3色で、国産8号帆布で作られた自立するケース付き。通常のコロコロよりもハンドルが短く、カラビナで吊して常にキャンプサイトでスタンバイさせることだって可能です。
気になるのはコロコロ1巻でどれくらい使えるかでしょう。公式サイトによると1巻25周でリフィルは2巻入りで798円。1周分は約16円。
コロコロの最もリーズナブルなリフィルは1巻90周×3巻で440円(実勢価格)だから1周分1.7円。
「コロコロ テントクリーナー160 本体S」用リフィルは確かに割高に思えますが、テント生地を傷めずに強力にゴミをキャッチできるという唯一無二の機能を秘めています。テントだけでなくフローリングやビニール床など室内の清掃にも使えますよ!
>> ニトムズ
<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介 撮影協力/-be- 北軽井沢キャンプフィールド>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter
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