最初に知っておきたいのが、「肉まん」と「豚まん」の違い。551も揚子江もメニューには「豚まん」とありますが、関東出身の人にはよく「肉まんだよね?」と言われます。そう、「豚まん」は特定の地域での呼ばれ方なのです。
「関西では<肉=牛肉>なので、豚肉は『肉』とは言わない」というのが、関西では「豚まん」と呼ばれる理由だと一般的には言われています。ちなみに、コンビニなどで売られている「肉まん」も豚肉を使用しているので、関西的には「豚まん」になります。「肉まん」と「豚まん」、呼ばれ方が違うだけで実は同じものを指しているんです。
揚子江はサイズが大きい! 肉汁がすごい!
揚子江は小倉にある創業約40年の老舗です。小倉と福岡に店舗を構えるほか、インターネット通販も展開しています。
今回は店頭で購入したので、豚まんのお値段は1個200円。直径は約10cm強あり、551よりも大ぶりな印象。早速蒸し器で温めていただきます!
揚子江の豚まんは肉汁が多いので、敷皮を上にして持つのがポイント。
この状態でそっと敷皮を貼ずし、肉汁がこぼれないうようにこのまま食べましょう。
豚肉もさることながら、玉ねぎがたっぷり入っています! さっそくひと口食べてみると……豚肉の旨みと玉ねぎの甘みが相まって、すごく優しい味わいです。
味付けは比較的薄めで、素材の味がよく引き立っています。餡を包む皮は”ふわふわ”と”もちもち”がちょうどいいバランスで、大きさのわりにすんなりお腹に収まります。
この日買った豚まん2個を完食しても、もう1個くらい食べられそうでした。揚子江の豚まん、思った以上にさっぱりしていてクセになりそう!