■ヘキサタープの張り方
ヘキサタープは正方形や長方形と形が違うので、張り方が難しいのでは? と思う方いると思いますが、ものすごく簡単です。
まずは後ろにくる部分(入口の逆側)をペグダウン。
その後、反対側を入口とし、ポールに結びつけます。
今回は入口を広く使うために、竹2本を使い、このように三角に組みました。ワンポールでも可能ですし、立木にくくり付けて後方をペグダウンしてもOKです。
ヘキサ型はその名の通り、6つ頂点があるのですが、後方と、その反対側の前方を固定してしまえば、あとは余っている角をペグダウンするだけでこのように完成します。
おそらく、初めて設営する方だと20分。使い慣れれば10分もあれば張れるでしょう。
この写真では入口を塞がないように、前方の頂点からのペグダウンはポール代わりにしている竹と同様に二股にしてますが、邪魔でなければ、1ヶ所、中央にペグダウンするのもOKです。
■ヘキサ型は何がいいのか?
そもそもヘキサ型とレクター型の違いは何か? 簡単にいうと形(ヘキサ型は六角形、レクタ―型は四角形)と、有効面積です。レクター型の方が、有効面積は多少広いです。ではこの形状のメリットは何か。ズバリ見た目です!(笑)
一般的には、ヘキサの方が風に強いといわれていますが、張り方でどうにでもなるので、個人的にはあまり気にしなくてもいいかと思います。これはシェルターとしての使用も、日除けタープとしての使用も両方にいえることです。
私はシェルターとして使えるサイズのヘキサ型は持っておらず、日除け用に使うヘキサ型のタープは持っているのですが、ヘキサの方が単純に張った時、かっこいいんですよね。これは個人の主観もあると思いますが。
ちなみにデメリットは必ず頂点の数だけペグダウンが必要なこと。レクター型は最小で4点ペグダウンすれば形になります。これも張り方次第ですけど。
シェルターとして使っているmahaloさんにもヘキサのメリットを聞くと、シェルターにした時に、地面との接地面がしっかりと塞がるように張ることが割と簡単にできるとのこと。上の写真もしっかりと地面に接地しているのわかりますでしょうか? 逆に夏はもう少し浮かせて、隙間風を入れることも可能だそう。
さて、いかがでしたでしょうか?
今回はいつも一緒にキャンプをしているmahaloさんに協力してもらいヘキサタープを紹介しましたが、やっぱり、この形はかっこいいのですよね。皆様もぜひヘキサでソロキャンプしてみてください。
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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