新生活に向けて、導入を検討している人も多いと思われるe-Bike。スポーツタイプの電動アシスト自転車を指しますが、実用性を重視した日常使いがしやすいタイプも存在します。そんな中でも買いやすい価格を実現しているのが、benelli（ベネリ）の「MANTUS（マンタス）27 CITY」というモデルです。
価格は17万7210円。近年、値上がりが続いていて30万円オーバーが珍しくないe-Bikeの中では、かなりリーズナブル。発売に先立って試乗する機会があったので、その使い勝手や乗り心地をチェックしてきました。
■街乗りがしやすい設計のe-Bike
ベネリというブランドに馴染みがない人もいるかもしれません。元はイタリアで生まれたバイクブランドで、1950〜60年代にはレースでも活躍。バイクファンには知られていました。
2000年代に入り、中国に本拠地を持つQ.J.グループに吸収され、創立100周年を迎えた2011年からはe-Bikeの分野にも参入。日本ではバイクのカスタムパーツなどを手掛けるプロトが販売代理店となり、ミニベロを中心としたe-Bikeを展開しています。
「MANTUS 27 CITY」はステップスルーと呼ばれるまたぎやすい形状のフレームを採用したモデル。一見すると、ママチャリなどと同じような設計に見えますが、ベースとなっているのはクロスバイクタイプの「MANTUS 27 TRK」というモデルで、れっきとしたe-Bikeです。
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