センターテーブルのスタンドをたたんだままメインテーブルのフックに引っかければ、幅130cmのファミリーで囲めるでっかいテーブルになります。脚フレームは高さを変えられ、人気のロースタイルにも対応します。
センターテーブルの脚を引き起こし、ひっくり返して吊り下げればこの通り。BBQグリルや焚き火台を載せられるラックになるんです。
「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」がピッタリ!
センターテーブルは単独でサイドテーブルとしても使えます。この場合の高さは20.5cm。高さ20cmほどの焚き火台なら、天板とほぼ同じ高さになって薪をいじりやすいでしょう。
テーブルをローにしたときでも、焚き火を載せるセンターテーブル部分は地面から15cmほど距離があります。アイアンメッシュなので長時間使っていると細かな灰や炭は転がり落ちるかもしれませんが、物理的に距離をとるので地面への熱の影響はまずありません。
炭の転がり落ち対策として焚き火用耐熱シートと組み合わせれば、地面へのダメージを大幅に減らせるというわけです。
また、焚き火台のかわりにカセットガスコンロを載せて鍋料理をすれば、座ったまま鍋の中を隅々まで確認できます。センターテーブル部分はサイドが開いているので鍋を載せたまま、天板の下から火力調節できるのも便利。
■ローとハイの使い分けは?
近年は座面高35cm程度のちょっと低めのチェアを用いたロースタイルが主流となっています。チェアとの相性はどうなっているのでしょうか?
「Tradcanvas ワイドバケットチェア」に座ると、天板は膝のすぐ下あたり。包まれるような座り心地のチェアでやや後傾気味になるので、意識して体を前に倒さなくてはなりませんが、意識せず腕を伸ばして作業できます。
一方、座面にハリがあり、少し座面の高いハイチェアは、立ち座りが楽で腰痛もちキャンパーに絶大な支持を得ていますが、焚き火作業は少々ツラいもの。
「Tradcanvas ポータブルワイドディレクターチェア」を使ったところ、焚き火台が少し浮いているので体を前後に大きく動かすことなく焚き火を操作できました。ハイチェアでも楽に焚き火ができるのは朗報ですね。
テーブルをハイにして「Tradcanvas ポータブルワイドディレクターチェア」を使うと脚が天板と干渉しません。
ただ、灰や炭が転がり落ちて脚に触れないか少々心配。とくに子どもといっしょの場合は、子どもが潜り込まないように言い聞かせたほうがよさそう。
また、天板に手を載せるには肘を上げないとならず、天板の上に飛び出す高さのある焚き火台を載せた場合は操作しづらいでしょう。
そう考えると、座って焚き火をするならローのほうがいいかも。
ハイテーブルで焚き火をするなら立ったままの方が自然です。
立食スタイルのBBQパーティーで食事を楽しみ、その流れで焚き火を囲む…なんていう使い方でしょうか。
このあたりが、立ったまま使いやすい“カウンターテーブル”というジャンルを生み出したロゴスらしさ。それにしても、座ったときにすぐ目の前に焚き火の炎が見えるのは新鮮です。
立っても座っても焚き火&BBQを楽しめる「アイアンメッシュ 3FD BBQテーブル 13070-BC」。家族だけで楽しむならロー、グルキャンやBBQパーティーで大勢の人と囲むならハイで。これからのキャンプシーズンを盛り上げてくれるプロダクトの誕生です。
>> ロゴス
<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter
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