せっかくなので、プロの美容師さんにも使ってみてもらいました。普段、プロ仕様のドライヤーを使っている方からはどう感じるのでしょうか?
「髪のツヤを出すためには、温風で温めながらクセをのばし、次にそれをキープさせるために冷風をあてています。美容師は手で温度を感じながらタイミングをみて温度を切り替えているのですが、慣れていないと難しいはず。その点、ナノケアは自動で温・冷風を切り替えてくれるので、お利口ですよね」
なるほど、ナノケアがあれば、プロの技術が自分でも(むしろ自動で)簡単にマネできるということなのですね。髪が9割乾いた状態で、「温冷リズムモード」に切り替えて仕上げるのがよいそうです。
「一箇所に集中して熱を加えることが最も髪を痛めるので、オーバーヒートを防いでくれる『インテリジェント温風モード』や、ぬるい温風の『スカルプモード』も便利ですね。頭皮が弱かったり薄毛に悩んだりする男性にもおすすめできると思います」
最後に、ナノケアを最大限に効果的に使う方法を聞いてみると、「ナノケアはバランスの良い風で毛束をほぐします。ドライヤーを振りながら、しっかり根気よく乾かしてください。最後に上から下まで手ぐしを入れると、整いやすくなります」とのこと。確かに、筆者も途中まで乾かして、半乾きで寝てしまうことがあります…。それではせっかく良いドライヤーの効果も半減してしまうのですね。
乾かし切った髪の表面に冷風をあてることで、キューティクルが整い、ツヤが出るのだとか。動物性のブラシでブラッシングすると、なお良いそうです!
パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA98」>> http://panasonic.jp/hair/p-db/EH-NA98.html
HUKU
>>http://huku-hair.com
[関連記事]
美容師さん、ダイソンのヘアドライヤーはいい?悪い?
(取材・文/大野麻里、撮影/金子睦)
おおのまり/エディター・ライター
美術大学卒業後、出版社勤務を経て2006年よりフリーランス。雑誌や書籍、広告、ウェブなどで企画・編集・執筆を手がけている。得意ジャンルは住まいやインテリアなどの暮らしまわり、旅行、デザイン関係など。シンプルで機能的なものが好き。働く主婦の目線で提案。