■3ステップで簡単にできる結び方
今回の結び方は実に簡単で、ロープを木に回し、引き解け結びで留めるだけ。
覚えておけば、さまざまなシーンで活用できるので、ぜひ挑戦してみてください。
【ステップ1】固定したいところにロープを回す
左から立木に引っかけ右手前方向に引っ張ってきます。
立木が太すぎると少しやりにくいので、直径5cmくらいまでがちょうどいい太さです。ペグに固定するのはやりやすいと思います。
【ステップ2】木にロープを回してテンションをかける
まず、タープや幕から伸ばしてきたロープを立ち木に時計回りに巻きます。1周巻いたら、引っ張ってきたロープの上から下に通し、固定する立木方向へ引っ張ります。その後、奥に回し、反時計回りで1周させます。
これでテンションを調整します。
ここまでで、引っ張る作業は完了で、あとは留めるだけ。
【ステップ3】引き解け結びを2つ作って固定する
最後に留めの作業が2回ありますが、これも簡単に行えます。
この段階だと、ほどけやすいので、もうひとつ引き解けを作り、最初に作った引き解けの輪っかの中に通していきます。
これで完成です。結び方はとても簡単で慣れれば10~15秒くらいで完成します。
【ステップ4】ロープを引っ張るだけで、簡単にほどける
このロープワークは、テンションを張ったロープを簡単に固定できるだけではなく、一瞬で解くことができるところもポイント。
以下のように、垂れているロープの端を引っ張るだけで簡単にほどけます。
本当に一瞬で解けますので、これが気に入ってます。
※ ※ ※
いかがでしたでしょうか?
簡単でものの10数秒でできてしまうロープ固定方法。引き解け結びを2回行うだけで簡単に固定できて、ほどくのも一瞬!
ロープの先端を持ってくる作業が1回しかないので、長いロープを使っている時も簡単に固定可能! これから私も多用していくつもりです!
>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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