■雨の日でもガシガシ使える。タフで防水仕様のトートバッグ「Granville 30 Carryall Bag」
以前から人気のあった、ライトなハイキングからトリップやオフマウンテンでの使用を目的にデザインされた"Granville(グランヴィル)シリーズ”が、より多用途に使えるシリーズとしてリニューアル。
前からあったバックパック2型に加えてボディバッグやショルダーバッグなど、バリエーションが増えたことも大きな特徴です。
「Granville 30 Carryall Bag」は、キャンプギアの持ち運びもできてしまうほど大容量のトートバッグ。
耐久性と耐候性抜群のパック素材を使用することでどんなシーンでも安心してものを持ち運べます。雨にも強いため、梅雨時のビジネスバッグとしても重宝。アークテリクスらしい街でも使いやすい洗練されたデザインも、グッとくるポイントです。
最近のお気に入りコーディネートは、シワも気にならず、速乾性の高いテック素材のシャツを取り入れるのがポイント。そして、足元は歩きやすさ重視でスニーカーをチョイス。
ただ、このままだとカジュアルになりすぎてしまうため、パンツにスラックスを合わせることで大人っぽさプラスし、快適さと上品さのバランスをとっています。
大きく開くメインジッパーは、トップを折りたたむことで耐水性を強化。また、止水ジップを採用しているため、隙間から水が浸入することもありません。
軽量ながら高い耐久性と防水性に優れたラミネート加工を施した“AC²構造”と、止水ジッパーによる従来の高い耐水性はそのままに、より環境に配慮した“リサイクルナイロン 100%”に素材が変更されています。
それによりマットで柔らかい質感にアップデート。街着にも合わせやすいオフィスカジュアルやセットアップとも好相性なスマートな印象に生まれ変わっています。
内装は視認性に優れた明るいカラーリング。探しモノも見つけやすいですね。
気になるメインスペースは、大きくガバッと開くため、ギア類などをストレスなく出し入れ可能。また、13インチのノートPCや小物、衣類を入れてもまだまだ余裕アリ。これなら、雨で濡れてしまったシャツや着替えを入れておくのにも有用ですね。なお、PCスリーブなどはないため、ケースに入れて持ち運ぶのがおすすめ。
また、内側の縫い目は止水テープで補強されているため、濡れてしまった水着などを入れておくのにも◎。海や川などのウォーターアクティビティで活躍すること請け合いです。
メインスペースの両側には、伸縮性のあるポケットを配置。折りたたみ傘や小物を仕分けしておくのにちょうど良いサイズ感。
フロントポケットにも、止水ジップがあしらわれているため、スマホや財布などを収納しておくのにうってつけ。抱えたままでも出し入れがしやすいように斜めに止水ジップが配置されていることも魅力のひとつです。
底にはパッドが施されているため、パソコンやギア類など壊れやすいものも安心して持ち運べます。底がしっかりしているため自立しやすい設計なのも◎。ちょっとベンチに腰掛けた時などでも、カバンが倒れにくいのは地味にうれしいポイントです。
* * *
防水バッグというとテカテカした素材のモノが多く、そうなると普段使いにおいては少々厳しいところ。ですが、「Granville 30 Carryall Bag」は、マットな質感で大人の男性にぴったりデザインに仕上がっており、まさに理想的な防水バッグでした。
実際に雨の日に使ってみましたが、中身は全く濡れてませんでした。ケースに入れればPCも問題なく持ち運べて、想像以上に使い勝手のいいトートバッグというのが率直な感想です。
「このタフなバッグがあれば何でもおまかせです」とブランドサイトに記載されているように、このバッグひとつで雨を気にせず、日常からキャンプやフェスなどこれからのレジャーシーンでも活躍してくれるでしょう。
雨の日のバッグに悩んでいる人は、大人デザインの防水トートを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
>> ARC'TERYX
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
【関連記事】
◆レジカゴにスポッ!自立もするし洗濯機で洗えるマイバッグって使い勝手良さそう
◆濡れたモノの持ち運びに便利な「ドライバッグ」に外ポケットとD環が付いてさらに便利に!
◆アネロの「口金リュック」“デニムver.”が待望の復活!このカジュアルさがイイ!
- 1
- 2