このところ、輸入車でハイブリッド(とプラグインハイブリッド)が増えています。そのうちの1台が、2023年7月1日から日本での販売が始まった「プジョー408」。
価格からいえばプレミアムクラスといってもいいセグメントでは、従来、日本車、ドイツ車、イタリア車、スウェーデン車、それにアメリカ車がしのぎを削ってきています。
人によっては、そこにフランス車? とややいぶかしく思うかもしれません。でも、伝統的に、プジョーは上級グレードのセダンを手がけていて、仏大統領公用車のブランドとしても歴史は長いのです。
では、フランス製の上級車とはどんなクルマなのか。その眼で見ると、プジョーが2022年に発表したこの408にも、なるほどと感心させられる特徴がいくつもみつかります。
【次ページ】最高出力225kW、最大トルク360Nmの“ファストバックスタイル・セダン”▶
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