iPhoneからの乗り換えもアリ!? スケルトンスマホの2世代目「Nothing Phone(2)」を使ってみた

イギリス・ロンドンに拠点を置く新進のデジタル機器メーカー、Nothing Technologyが、2世代目のスマートフォン「Nothing Phone(2)」を発表しました。日本では7月25日に発売されます。メモリとストレージの容量が異なる3モデルが用意され、価格は8GB+128GBが7万9800円、12GB+256GBが9万9800円、12GB+512GBが10万9800円となっています。発売に先駆けて使ってみる機会を得たので、実際の使用感を交えて紹介します。

 

■最大の特徴 “光る背面パネル” が進化

Nothing Phone(2)は、昨年リリースされた話題となった「Nothing Phone(1)」の後継モデル。背面がスケルトン調で、そこに仕込まれたライトが光る斬新なデザインはそのまま継承されています。

▲6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。ベゼルが細く、フロントカメラは中央に配置したシンメトリーのデザインも魅力

▲背面には白色LEDが搭載され、着信時や充電時などに光る

▲手前がPhone(2)、後方がPhone(1)。Phone(2)はエッジが曲面のカーブガラスを採用し、手に馴染みやすくなった

されど、前モデルと並べて比べてみると、LEDライトの配置は微妙に変わっています。より細かいセグメントに分かれ、より多くの点滅パターンを表示できるようになっています。

▲左がPhone(1)、右がPhone(2)。LEDのセグメントが変更され、光り方のバリエーションが増えた

あらかじめ20種類の着信音がプリセットされていて、音によって点滅パターンが異なります。個別の連絡先を設定して、マナーモードにしていて裏向きにしていても、光だけで誰からの着信かがわかる趣向。それだけでも十分に役立つのですが、Phone(2)には、新たに「Glyph Composer」というアプリが追加されました。

▲背面ライトの機能は「Glyph Interface」と呼び、設定画面でカスタマイズ可能。連絡先によって着信音を変えて、ライトの点滅パターンを変えることも可能

 

【次ページ】タップ操作でオリジナルの着信音を作曲できる

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