あの名作ガスヒーターがガス検認証となって帰ってきた!

【アウトドア銘品図鑑】

秋冬のキャンプは楽しいけれど、唯一ツラいのが足もとの寒さです。

低めの焚き火台を使い、薪の上に足を乗せるなどできるだけ冷たい地面から遠ざけるとずいぶん楽ですが、いつでもどこでも焚き火ができるとは限りません。

長らくカセットガスを使ったアウトドア用ハンディガスヒーターが製造・販売されていて寒い時期の釣りやキャンプで大いに役立っていたのですが、2018年に液石法に基づく技術基準が変更。それまで「PSLPGマーク」不要だったアウトドア用ハンディガスヒーターも適合性検査に合格した証、「PSLPGマーク」貼付が必要になり一斉に姿を消したんです。

ユーザーからすると「これまで流通していたヒーターは安全だったんだから、それを検査に通せば楽勝でしょ」なんて思いますが、ご存じの通り日本の通称“ガス検”は世界一厳しくて、欧米ブランドのガス製品が一歩及ばず日本上陸が数年遅れるなんてことも当たり前。

結局、ハンディガスヒーターはどうなるんだ? とやきもきしていましたが、今シーズン、ついに岩谷産業の「FORE WINDS」ブランドから「OUTDOOR HEATER」(1万2800円)が登場しました。

今季、同ブランドより屋内・屋外兼用「MULTI HEATER」が発売予定でどちらを選ぶか悩ましいところですが、まずは軽量でソロ向きの「OUTDOOR HEATER」をチェック!

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