背面の中心にあるセンサーは、前モデルではシングルパスだった心拍数センサーがマルチパスになり、精度が向上。新たに皮膚温センサーや、身体反応を測定するための電気センサーが搭載されています。これらはストレスマネジメントに役立つとのこと。
バンドは、前モデルと同じく耐熱性や耐油性に優れたフルオロエマストラー製で、長さが異なる2本を同梱。もちろん、別売のバンドに交換することもできます。ケースの色は3色で、異なる色のバンドを組み合わせた4つのカラバリから選べます。バンドの色だけでなく、ケースの色も確認して選びましょう。
2. 画面は見やすく、カスタマイズも楽しい
ディスプレイは有機ELで、文字がくっきり表示されるのが利点。常時表示にも設定でき、画面を見ないときは、時刻が表示できる程度の明るさが維持されます。文字サイズを6段階で調整できるので、視力に不安がある人も心配無用です。
使ってみて便利に感じたのは、画面のカスタマイズ性。文字盤は多彩なデザインから選ぶことができ、自分の使い方に合わせた細かいカスタマイズも可能。画面を左右にスワイプして表示するタイルも自由に追加したり、表示順を変えたりできます。
こうした機能は、他のスマートウォッチにもあるのですが、Pixel Watchの画面デザインは友人や知人から「いいね!」と言われることが多いんですよね。腕時計らしいフォルムでありつつ、文字盤がアナログ時計の模倣ではなく、デジタル機器らしいデザインになっているところに好感を持てます。
3. GmailやGoogleカレンダーにも対応
Pixel Watchには、あらかじめ「電話」「メッセージ」「マップ」「YouTube Music」などのアプリがプリセットされていて、「Google Palyストア」からPixel Watch対応アプリをダウンロードして追加もできます。
Pixel Watch 2のリリースに合わせて、新たに「Googleカレンダー」が対応し、「Gmail」の機能も拡張されました。従来は「Gmail」の受信を確認でき、メールの一部を読めるだけでしたが、全文を読めて(画像とリンクは表示されない)、返信も可能に。なお、こららのアプリは、前モデルのPixel Watchでも、最新バージョンのアプリをインストールすれば使えるようです。