■旅で活躍したモノ3選
今回旅に行くにあたり、さまざまなモノを持っていきましたが、なかでも活躍したアイテムを3つ紹介します。
1.動画を撮影するためのスマホ用ジンバル
今回新しいものに触れるということで持って行ったのが動画撮影用のジンバル。スマホを取り付ければ、手ぶれ補正をしてくれスムーズな動画を撮れるアイテムです。
DJIのOM5はすでに1世代前ですが、購入してからほぼ使用しておらず、今回旅デビュー。軽量で折りたためるため、街散策にも重宝します。
スマホとBluetooth接続ができるので、手元でスマホを動かしたり、ズームしたり、カメラを切り替えたりできて、とても便利。ただし、撮影技術のなさと、撮った後どういう作品にするかを考えていなかったので、これから精進が必要です!
手のひらにしっかりフィットするハンドルの底部には、三脚の装着も可能。定点観測の時や集合写真を撮る時に便利です。また、ハンドルには、215mmの延長ロッドが内蔵されているため、自撮りするのにも重宝します。
2.空から見える景色を撮るための「忍者レフ」
移動時間も旅行の楽しみ。飛行機好きであれば、窓から見える空からの風景も見逃せません。ただ、機内の明かりや自分が窓ガラスに反射して(映り込んで)きれいに撮れないのが難点です。
そんな時に重宝するのが、片面黒、片面シルバーで、真ん中に穴が空いているレフ板、よしみカメラの「忍者レフスマート(スマホ用忍者レフ)」(4400円)。今回のために購入しました。
折りたためば手のひらに収まるほどのコンパクトサイズで、広げれば飛行機の窓の目隠しをすることができます。
光が漏れてガラスに反射しないようにする必要はありますが、うまく装着できれば効果は抜群です。
左がスマホ単体で夜景を撮ろうとした場合で、右が忍者レフを装着して撮った場合。窓ガラスへの写り込みがなくなり、明瞭に夜景が撮れています。
3.荷物の出し入れがしやすい「3Wayボストンキャリー」
普段の旅ではリュックが多いものの、今回は新しい出会いがキーワードだっただけに、初めてソフトキャリーを使ってみました。MILESTOの3Wayボストンキャリーは、軽く、引っ張るだけでなく、肩掛けにしたり、手持ちにしたり、移動する場所によって持ち方を変えられるから本当に便利でした。
1泊2日には、ちょっと大きめながら、これからの季節にかさばる上着を入れられるし、買ったお土産もそのまま放り込めるのもメリットです。
そしてなんといっても、ファスナーがY字型に開くから、一般的なキャリーケースのように荷物を取り出すのにストレスがかかるなんてことがないのが最大のメリット。
立てた状態でも上からサッと荷物にアクセスできる利便性は、リュックよりも簡単でした。
■旅マエから旅アトまで活躍するスマホアプリ
新しきを知る旅ということで、今回初めましてのアプリも使ってみました。
それが、移動するだけでポイントが貯まるという『ANA Pocket』。ANAのマイレージ会員だし、これからますます飛行機に乗る機会が多いからポイントも貯まるのではと期待して導入してみました。
■旅を楽しく街歩きができる「ANA Pocket」
今回導入した『ANA Pocket』は、歩いて乗って、日常生活で移動するだけで特典をゲットできるというもの。ANAのアプリながら、飛行機だけでなくクルマや電車にも対応し、移動距離や移動手段に応じてポイントが貯まります。貯めたポイントは、ギフト券や商品が当たる抽選券はもちろん、マイルにも交換できるというから旅好きにはたまりません。
使える機能は多彩で、遊びながらポイントを貯められます。
アプリをダウンロードしたら、プロフィールを設定し使用開始です。プロフィール設定のカラムと同じところに、「MYスポット」の登録が可能。行く場所をあらかじめ調べて登録しておけば、現地でのマップとしても使えます。
今回の旅でも事前に行きたいところを登録しておきました。
メインとなるのは、「ホーム」「つかう」「チャレンジ」「あつめる」「ログ」の5つの項目。
ホームではその日に何歩歩いたか、取得ポイント、キャンペーンなどが表示されますが、どこかに出かけるときにまず見たいのが「チャレンジ」です。
「チャレンジ」とは、その名の通り、挑戦する項目です。デイリーや週末、月ごとにさまざまなチャレンジが用意され、達成するとポイントがもらえる仕組み。
自分ができそうだなと思ったチャレンジを選び、「はじめる」をクリックすれば挑戦開始。移動手段や移動距離を指定されチャレンジが多く、ゲーム感覚で遊びながら、健康やエコな生活を意識できるというわけです。
飛行機に乗る、クルマに乗る、電車に乗るなど、交通機関を使うチャレンジも多いので、お出かけ前には要チェックです!
おすすめのスポットに立ち寄ればポイントをゲットできる「チェックインスポット」もゲーム感覚で楽しめる機能。出発空港または到着空港にチェックインすれば、ANA FESTAでのお買い物が割引になるお得なクーポンをもらえます。
そのほか、全国のお城、全国のフードミュージアム、全国の道の駅、全国のゴルフ場…など、「チェックインスポット」は多彩なので、各ジャンルをコンプリートするのも面白いかもしれません。
「ログ」は、その名の通り、自分の移動を記録できるログ機能です。マップ表示とグラフ表示があり、なんの移動手段で、どういうルートをたどったかが一目瞭然。
もちろん距離やポイントも確認できますが、帰宅後に見て、旅を反すうするのにも重宝します。旅先での動きや距離感など、散策している時は分からなかった俯瞰した情報を見られるのです。
ちなみに、ログに表示されるマップはピンチアウトすれば普段使うマップアプリ同様の精緻さ表示。日常使いはもちろん、旅行に行く前、旅行先で、旅行から帰ってきてからも楽しめるアプリでした。
※ ※ ※
ということで今回、初めての人に出会い、知らなかったことを体験し、新しいモノを使って旅をしましたが、やはり新しいことを知ることは刺激的だし、自分に気づきを与えてくれます。「やっぱり旅はいいな!」と実感した旅でした。
ちなみに「道後温泉本館保存修理工事 特設ページ」には、
「工事か」と言ってうつむいてしまうのではなく
「次代に宝を受け継ぐ為に頑張ろう力を合わせよう」と
私達は松山市民とともに
乗り越える前向きな気持ちをもって
今後 全国初となる国の重要文化財の公衆浴場を
営業しながらの保存修理工事に挑みます。
と記載されています。
補修工事が終わったら、もう一度、自己対話を兼ねて行こうと思います。
(取材・文/澤村尚徳 写真/恩田拓治 取材協力/ANA、道後hakuro、酒処はる)
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