サロモン「クロスハイク2」を20日間履き続けてわかった人気の理由と絶妙な履き心地

Day5:シューレースの余りをどうするか…

今日はなぜか驚くほど足にフィットしてる。もう足と靴が馴染んだのか。前日までは、履き始めらしい違和感があったけど、今日はそれがない。最も気になっていたカカト側の当たりも、シューレースの締める強さの塩梅を掴んだのか、まったくイヤな感じがない。

そして5日目にして、クイックレース(シューレース)の余りをシュータンのポケットに入れるのが少々面倒になってきた。出したままで歩いてみたけど、せめて先っちよだけは固定しといたほうがいい。足を動かすたびにバタつくのはやっぱり気になる。

ちなみにクイックレースとは、サロモン独自のシューレースのことで、引っ張ると全体が締まり、留め具をスライドさせて固定する。脱ぐ時は留め具を緩めるだけで、シューレース全体も緩まる。だから毎度、しっかり足にフィットさせられて、脱ぐ時もラクラク。これ一度使うとやめられなくなりそう。歩数約1万2000歩。

 

Day8:ブラブラさせるのはやっぱりよくない

この日は試しに、クイックレースの余り部分をタンにあるポケットに入れずに過ごしてみた。

最初は、やっぱりパタパタするのが気になったけど、慣れるとさほどでもなくなった。ただし、当然ながら見た目には美しくない。それにどこかに引っ掛けるかもしれないので、よろしくない。

ズボンの裾の中に入れてみたけど、何かの拍子に出てくる可能性があるから、必ずシュータンのポケットに入れよう。

そういえば出かけた先で、サロモンを履いている人を見かけた。モデル名まではわからなかったけど、サイドの波々した意匠が見えたから、おそらくXシリーズのどれかなはず。最近本当によく見かけるようになった。

ちなみにサロモンのシューズはどれも、側面にブランド名が大きめに書かれている。シューズカラーに近い色の場合もあるけど、目立つものもある。歩数約1万1000歩。

 

Day18:試してみたかったアウトドア

この日から2泊3日でキャンプギア撮影のため、キャンプ場へ。そう、雨の日もだけど、この予定もあったから、履き始めたのだ。

到着して自分たちのテントと撮影基地となる大きなタープを張ったら撮影スタート。ギア類をセットしては撮影を繰り返す。芝生のサイトを使ったんだけど、地面の凸凹もなんのその。こういう時に硬めのアウトソールは助かる。

そして撮影の合間を縫って、カメラマンさんに撮影をお願い。

やっぱりプロの写真は違う。焚き火の前のチェアに座って撮ってもらったんですが、雰囲気あるわー。

その後、テントに出入りする際の脱ぎ履きもクイックレースのおかげでラクだし、不整地でもしっかり足が保護されている感覚があり、そして疲れない。さすが本格トレランシューズを手掛けているブランドだけはある。

最終日まで毎日、一日中履き通しでも余裕でした。

*  *  *

アウトソールの深い溝やパッと見のゴツさから、街履きにはどうかな、なんて思ってたんですが、なんのなんの、雨の日はもちろんのこと、ほぼ毎日履いてます。

レギュラーシューズのひとつであるナイキ「エアフォース1」が少々重めなことから、翌日にサロモンを履いた時の足が軽くなる感覚がいいんですよね。片足389g(27cm)と、決して軽量シューズというわけではないのですが、しっかりフィットさせられることと、不整地からアスファルトまでどんな地面でも常に足を同じような状態にできるソールが、軽さを感じさせてくれるのかもしれません。

これまでも、雨の日用にGORE-TEXのシューズを常に一足は持っていたんですが、当分はこの「クロスハイク2」でいいかも。というか気に入ったらそればっかり履くクセがあるので、かなりヘビーに履き倒す可能性もありそう…。

ファッション系のラインもこれらのテクノロジーが使われていることを考えると、見た目で入った人たちも履いてみて手放せなくなっているのでは、なんて思ったり。人気の理由、よくわかりました。

>> サロモン

<取材・文/円道秀和(&GP) キャンプ場写真/逢坂聡>

 

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