トイドローンRYZE「Tello」は小さいけれど機能は本格派!初めて扱う人の練習用にもピッタリでした

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

何か新しいことをしたい! 昨年来、そんな何かを探しつつ目星をつけていたのがドローン。一般用として楽しめるようになって10年以上経ちますが、これまでさほど関心はありませんでした。

きっかけは、2022年12月5日からスタートした「無人航空機の操縦者技能証明制度」(操縦ライセンス制度)という国家資格。運転免許以外、国家資格って持ってないし、何かに役立ちそうだし、取ってみようかなという思いがフツフツと湧いてきたのです。

さてスクールに行ってドローンの操縦(スクールでの実地試験に合格すると、試験会場での実地試験が免除される)を習おうかと思いきや、目に飛び込んできたのが、「やったことのないおじさんはスクールの実地試験に落ちがち。ちょっとは触れてから入ったほうがいい!」という口コミ。

確かに反射速度や動体視力も衰えている年齢に達した今、直感的に動かせるようにしないと厳しいなと思ったわけです(スクールでは10時間実技があるようですが、実地試験に落ちては元も子もありませんし)。

地面を走るRCカーでさえ、進行方向にコントロールする分にはいいけれど、戻ってくる時には左右どっちに動かすかを考えてからでないと上手く操作できないのに、縦の動きを加わるドローンならなおさら。

▲本体だけを見ればスマホよりグッと小さいサイズ。操作はスマホで行います

ということで練習用にドローンの購入を決意! したのですが…ドローンはそこそこのお値段。そして100g以上のドローンは機体登録をしないと外で飛ばせないということもあり、ひとまずトイドローンで腕を磨くことにしました。

トイとはいえども、“オモチャ”とはいえないサイズが小さい本格派も多数あります。その中で選んだのは、「Ryze Tech Tello」。DJIのフライトコントロール技術とIntelのプロセッサーを使って開発された教育用ドローンです。実際にこれを使って練習しているスクールもあるということで早速購入しました。

価格は単体で1万2980円、予備バッテリーとプロペラガードが付いたコンボが1万9233円。もちろんプロペラガードが付いたコンボを選択したのはいうまでもありません。

【次ページ】機体は小さくても操作は本格的

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