■880mlの大容量なのにドリンクポケットが使えて即飲める
クエンチャーの一番の特徴はドリンクポケットに置けること。「え?そんなこと?」と思う人もいるでしょうけど、ちょっと聞いて下さいよ。ドリンクポケットに入るボトルはたくさんありますが、大きいサイズのものってありますか?
ボトルポケットに置けるボトルは、大体コーヒー1杯分くらいの350ml前後のサイズ感が一般的。多くても500ml程度でしょう。日々の通勤や送り迎え程度なら350mlサイズでも十分ですが、長距離の移動やドライブだと500mlでも足りません。
それがこの「真空スリムクエンチャー」はたっぷり880mlの大容量なのに、ドリンクポケットに置けるんです。ボトル下部だけが細くなっているユニークな形状なのはこのため。
しかも! 飲みたいときにすぐに飲めるんです。というのも、蓋にある“フローステート”を90度回すだけで飲み口が露出。力も要らずたったのワンアクションです。冷たい飲み物ならストローを挿しっぱなしで、ワンアクションもいりません。
文字で説明されても「たかがそんなこと」と感じるかもしれません。しかしこれがなかなかどうして、実際に使ってみるとこんなに便利なことはない。クルマでの長距離移動が多い人は本当に試して欲しい。大容量でドリンクポケットに収まってしかもすぐ飲める保温・保冷ボトル。こーれ、画期的です。
■特殊なシェイプでも安定感◎&こぼれにくい
ボトル下部だけがシェイプしたデザインなので、気になるのは安定感。ボトルポケットはともかくとして、テーブルに置いたときに不安定だったら使い物になりません。その点は問題なく、一般的なボトルやタンブラーと同程度の安定感があります。
さらに、蓋上の“フローステート”がいい仕事をしてくれます。完全密封するものではありませんがフローステートをクローズしておけば、うっかり倒してしまったときにドバッと中身がこぼれて大惨事! とまではいきません。
ストローを挿して使うときにも、ストローベースにシリコンカバーが配置されているので、中身がこぼれにくく、クルマの移動中も心配ご無用。
ちなみに、このクエンチャーはカラー展開がかなり豊富なのも特徴。柔らかいカラーリングがかわいいパステルカラーから、かなり刺激的なビビットカラー、ブラックやシルバーといった落ち着いたカラーまで準備されています。
特に今回購入した0.88Lサイズはカラバリがとにかくたくさん。1.18Lモデルにはないカラーも多く、悩みに悩んだ末、0.88Lモデルを選びました。日常的に使うモノなので色選びは地味に重要です。スタンレーと言えばメンズのボトルといったイメージがありましたが、これは年齢性別関係なくお気に入りの一本が見つかる、そんな展開力を感じますね。
ちなみに保冷・保温力についてはさすがのスタンレー。いつものスタンレーボトルほどではありませんが、ドライブの最中はいつでもホット&クール。ホットについてはむしろ程よい温度に下がってくれるので普段の保温ボトルよりも飲みやすくていいかも。
長距離ドライブやクルマを使ったお出かけの相棒に、購入後2週間しか経っていませんが早速レギュラー入りした「真空スリムクエンチャー 0.88L」。お出かけだけなく、普段遣いにも。日頃の適度な水分補給にもちょうど良いので、出番多めです。
そんなわけでドライブのお供に使いやすい保温・保冷ボトルをお探しの方は、ぜひショップでチェック。かわいい色も多いのでめちゃめちゃ悩むこと必至です。
>> STANLEY
<取材・文/山口健壱(&GP)>
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