【使用例1】キャンプ・フェスの基本セット
もっともスタンダードな使い方は、スマホが入るポーチに「ネックストラップ」を取り付けるというものでしょう。
ポーチがあればスマホと財布、モバイルバッテリー、ウェットティッシュなど身の回りの必需品を持ち運べるポーチがあれば日焼け止めや虫よけを持ち運べるし、置き場所に困るサングラスだって「ネックストラップ」に吊り下げておけます。
フェス参戦やグループキャンプみたいに、自分のテントサイトから離れる時間が長い場合はコレを応用。テイクアウト用のカップ、購入したフェスグッズのパッケージを開いたり友だちとフードをシェアしたりするのに便利なマルチツールも取り付けました。
ちなみに鍵を「ネックストラップ」に吊り下げればキャンプ帰りの玄関でガサゴソ探す必要なし。日常のちょっとした買い物にも便利です。
【使用例2】バッテリー命!な撮影スタイル
キャンプでは映える光景と出会う確率が高いからついつい写真や動画を撮っちゃうし、それに何か知りたいことがあればスマホで検索するのは当たり前。気づけば半日もたずにバッテリー残量が心もとなくなることも決して珍しくありません。そこでモバイルバッテリー。
テーブルやラックにバッテリーとスマホを置いて充電してもいいんだけど、落っことすと大変! スマホは防水が当たり前になったけどバッテリーはそうじゃないモノも多いし、水たまりや石ころだらけの地面に落とすと壊れてしまうことだってあるわけです。しかも破損したからといって気軽にゴミ箱にポイッと捨てられません。
だったらモバイルバッテリーを「ネックストラップ」に吊り下げて財布といっしょに身につけちゃえばいい! モバイルバッテリーは財布やLEDライトに比べるとずいぶん重く感じますが、幅38mmの「ネックストラップ」なら肌あたりがよく、幅広で肩に食い込みにくいのでそう負担になりません。
スマホもいっしょに吊すという手もありますが、撮影時に「ネックストラップ」が引っ張られるので難だったのでやめました。スマホもいっしょに吊すなら、その都度簡単に取り外せるカラビナがマストです。
ちなみにストラップの長さをちょっと短めに調整しておくのがトレンド。歩いたり作業したりしていても「ネックストラップ」自体が大きく揺れず、邪魔になりません。どこかに引っかけて首をしめる心配も軽減できますよ。
【使用例3】お腹ぺこぺこわんぱくスタイル
気心の知れた仲間とのキャンプなら、シェラカップと箸を身につけたわんぱく装備で味見行脚なんていかが。
スライドさせることでがっちり食い込むクリップをおやつの袋にセットして、ループに引っかけておきました。缶ビールを片手に仲間のサイトを巡り、おやつをお裾分けしながら「どれどれ」と箸を伸ばせば、きっと「仕方ないな〜」と許してくれる…はず。
* * *
ほかにもペットボトルホルダーやスマホのストラップにしてもよさそう。小物を持ち歩くならサコッシュでもいいのですが、それよりも軽快で使用頻度が高いものをすぐ手に取れるのが「ネックストラップ」のいいところ。
キャンプだけでなく、ペットとの散歩、ガーデニングなどいろいろなシーンで手ぶらで動けるようになります。正解なんてないので、自分なりの100点を目指してカスタムしてはどうでしょう。
<取材・文/大森弘恵 写真/逢坂聡 撮影協力/ビッグウイング>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X
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