もはやカメラ(スマホ機能付き)! ライカ印の「Xiaomi 14 Ultra」でいろいろ撮ってみた!

■4つのカメラで幅広い撮影シーンをカバー

Xiaomi 14 Ultraの最大の魅力は、言うまでもなくカメラ。レンズにはライカの「VARIO-SUMMILUX」を採用。超広角、広角、2つの望遠(3.2倍と5倍)の計4つのカメラを搭載し、すべてが約5000万画素で、光学式手ブレ補正にも対応しています。メインの広角カメラにはソニー製の「LYT-900」という1インチセンサーを採用し、F1.63からF4.0の可変絞り機能も備えています。

背面パネルはヴィーガンレザーで、しっとりと手に馴染む質感。カメラの存在感をアピールするデザインだ

▲カラバリはブラックとホワイトの2色から選べる

実際に身近な景色や物を撮ってみたところ、オートの「写真」で、ただシャッターを押すだけでも、人に見せたくなるような写真が撮れました。明るい場所でナチュラルな色で撮れることはもちろん、暗い場所で撮っても黒つぶれが起きにくかったり、微妙な色の濃淡を表現してくれたり…。なお、色調は「Leicaバイブラント」「Leicaオーセンティック」の2つのスタイルから選べます。多彩なフィルターの中にもライカが監修したものがあり、ライカらしさを存分に楽しめる趣向です。

▲2つのスタイルは、撮影画面で簡単に切り替えられる

▲光と陰がバランスのよい明るさで写る印象だ

▲背景ボケはナチュラル

▲悪天候の日だったが、夜景もキレイに撮れた。水面も黒つぶれしなかった

▲発表会後に開催された体験会で撮ったポートレート

▲絞りをコントロールして、光源を美しく撮影することも可能

4つのカメラをシームレスに使えることも利点。画素を効率的に使う仕組みも併せて、35mm換算の焦点距離で12mmから240mmの範囲では、光学ズーム相当の鮮明な画質で撮影可能。また、動画撮影時もなめらかなズームが可能で、動く被写体を追尾しつつ、自動でズームイン・ズームアウトする機能も備えています。

デジタルズームは最大120倍。30倍くらいまでは、さほど劣化が気にならない画質で写るので、望遠撮影も積極的に楽しめます。高倍率ズームは、遠くにあるものを確認したいときにも重宝。倍率を60倍以上にすると、写したい対象をフレームに収めやすいガイドが表示されるのが便利でした。なお、2つの望遠カメラはマクロ撮影にも使えます。

▲2倍で撮影

▲3.2倍で撮影

▲5倍で撮影

▲10倍で撮影。スマホカメラの望遠とは思えない、鮮明な画質で写る

▲30倍で撮影。画質はかなり粗くなるが、スマホの画面で見る分にはさほど気にならない

▲最大の120倍で撮影。さすがに粗くなるが、ここまで写せることに驚いた

▲望遠カメラはマクロ撮影にも使える。被写体から離れて撮影できるので、スマホが影にならないのが利点

▲実際に撮影した画像

 

【次ページ】アクセサリーを装着すれば持った感覚すらもデジカメに

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