もはやカメラ(スマホ機能付き)! ライカ印の「Xiaomi 14 Ultra」でいろいろ撮ってみた!

■もれなくプレゼントされるキットでデジカメに変身!

Xiaomi 14 Ultraには「フォトグラファーキット」という純正アクセサリーが用意されています。これを取り付けると、カメラ専用機さながらに操作でき、NDフィルターやPLフィルターなどの取り付けも可能に。グリップになる部分には1500mAhのバッテリーが内蔵されていて、電池持ちも長くなります。mi.comでの価格は2万2000円ですが、買う必要はなし。Xiaomi 14 Ultraを買うと、もれなくプレゼントされます。

▲Xiaomi 14 Ultra フォトグラフィーキット一式。手前右のオレンジのリングはデコレーションリングで、あらかじめ付いているシルバーのものと交換できる。左のリングは67mmフィルターのアダプター

▲キットを取り付けると、デジカメそのものの外観になる

▲シャッターボタンは半押しでピントを合わせられる

フォトグラファーキットのシャッターを押す感覚はカメラそのもの。ダイヤルで露出を調整でき、自分がよく使う機能を割り当てられるカスタムダイヤルも備えています。キットを付けた状態で本体にもキットにも充電できるので、常時装着して使ってもよさそうです。

▲グリップを取り付けると、本体とグリップそれぞれのバッテリー残量が表示される。グリップを付けた状態でもUSBケーブルで充電可能。グリップにあるダイヤルや録画ボタンはカスタマイズできる

 

■Xiaomi 14 Ultraはスマホとしての性能もトップクラス

SoCは最高峰の性能を有するSnapdragon 8 Gen 3。RAMは16GB、ストレージは512GBという構成。バッテリー容量は5000mAhで、90Wの急速充電に対応。同梱の充電器を使えば、33分でフル充電できるとのこと。さらに、ワイヤレス充電にも対応しています。

ディスプレイは約6.73インチのAMOLED(有機EL)で、解像度は3200×1440ドット。リフレッシュレートは最大120Hz。いわゆる “ヌルサク” の操作感なので、快適にネットサーフィンを楽しめて、動画やゲームもストレスなく楽しめること請け合いです。IP68の防水・防塵にも対応しています。

▲6.73インチの有機ELディスプレイは明るく、視認性は良好。ベゼルが細く、大画面のわりには持ちやすい

唯一の弱点として、FeliCa(おサイフケータイ)に対応していないことが挙げられますが、そこに妥協できるのであれば、誰もが満足できる仕様と言えるでしょう。

 

■「Redmi Note 13 Pro 5G/13 Pro+ 5G」は高コスパが魅力

Xiaomi 14 Ultraと同時に発表された製品についても簡単に紹介しておきます。いずれも注目すべきポイントが多い製品です。

スマートフォンは「Redmi Note 13 Pro 5G」と「Redmi Note 13 Pro+ 5G」の2モデルを発表。どちらも5月16日発売で、Redmi Note 13 Pro 5GはauとUQ mobileから、Redmi Note 13 Pro+ 5Gはオープンマーケットモデルで、量販店、オンラインストア、一部のMVNOから発売されます。

▲Redmi Note 13 Pro 5Gのカラバリは3色。RAM 8GB+ストレージ 128GBで、auでの価格は4万1800円

▲Redmi Note 13 Pro 5Gのフロントパネルはフラット

▲Redmi Note 13 Pro+ 5Gのカラバリは2色。価格は8GB+256GBモデルが5万9800円、12GB+512GBモデルが7万4800円

▲Redmi Note 13 Pro+ 5Gのフロントパネルは左右端が曲面になっている

両モデルは約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載し、サイズ感は同等。最大の特徴は2億画素カメラ。16の画素を1つの画素として使うピクセルビニングによって高感度で撮影でき、画素を効率的に使う「インセンサーズーム」で光学4倍相当のズーム撮影も行えます。

スピーディに充電できることも魅力。Redmi Note 13 Pro 5Gは5100mAhのバッテリーを搭載し、67Wの急速充電に対応。Redmi Note 13 Pro+ 5Gのバッテリー容量は5000mAhので、120Wの急速充電に対応しています。両モデルのSoCはミッドレンジですが、搭載されている機能はハイエンド相当。Xiaomiらしいハイコスパモデルといえるでしょう。

 

■“AIアート”も楽しめるハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」

タブレットの「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」は、約12.4インチの3Kディスプレイを搭載し、SoCにSnapdragon 8 Gen 2を採用するハイエンドモデル。5月9日に、mi.com、Amazon.co.jp、楽天市場で発売されます。価格は8GB+256GBモデルが6万9800円、12GB+512GBモデルが8万4800円。

▲Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は画面アスペクト比が3:2であることも特徴。別売りのデジタルペンはタブレットの上部にくっつけて充電できる

同モデルの最大の利点は拡張性。純正アクセサリーとしてタッチパッド付きのキーボード(1万6800円)、高性能な「フォーカスペン」(1万4800円)などが用意されており、これ1台でノートPCのように使えて、お絵描きなども楽しめます。落書き程度の絵をAIでプロが描いたような絵に変える「AIアート」という機能があり、発表会後のタッチ&トライで、取材陣から注目を集めていました。

 

■自宅にホームシアターを作れる「Xiaomi TV Max 86”」

シャオミは昨年、4サイズのチューナーレステレビを発売し、人気を集めました。今回は、従来モデルで最大だった65インチよりも、さらに大きい86インチの「Xiaomi TV Max 86”」を発表。解像度は4K Ultra HD(3840×2160)で、120Hzのリフレッシュレートに対応。Android TVが搭載されていて、リモコンからの音声操作にも対応しています。

▲Xiaomi TV Max 86”は、43インチのテレビ画面の約4枚分の広いスクリーンを搭載

Xiaomi TV Max 86”は5月9日から、mi.com、Amazon.co.jp、楽天市場で予約販売が開始されます。価格は19万9900円ですが、5月31日までは早割キャンペーンによって18万9900円で購入できます。

>> Xiaomi

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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