今宵のお供に!今だから飲める2016年「秋ビール」5種類飲み比べ

■IPAならぬ"RPA"「Ryukyu Pale Ale(琉球ペールエール)」

 

ここ数年のクラフトビールブームの中ですっかりおなじみとなったIPA(India Pale Ale、インディアペールエール)。

ホップの苦味と香りをたっぷりと効かせるスタイルです。

そのスタイルを踏襲してオリオンビールが開発したのが、こちらのRyukyu Pale Ale(琉球ペールエール)。特に「秋」と銘打たれているわけではありませんが、9月8日に発売されて数量限定販売となっているので、やはりこの秋飲んでおきたい1本といえます。

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沖縄の気候風土に合わせてアレンジされたクラフトビール「オリオンクラフトシリーズ」の記念すべき第1弾としてデビューしました。

とにかく、IPAスタイルらしくゴリっと効いてくる苦味がうまい! ただし、クラフトビールにままある、ちょっとした小難しさはありませんでした。

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コクがあるのに後味はキリッとして、最後にふっと甘みを残して消える感じ。確かに暑い南の島でもぐびぐび飲めそうなクラフトビールです。

IPAには苦手意識が……という人でも楽しめる1本だと思います。美味しい!

 


■新ジャンルなのに恐るべきコク!「クリアアサヒ 秋の琥珀」

 

厳密にはビールではありませんが、いわゆる「新ジャンル」からも秋仕様の商品が登場しています。

「クリアアサヒ 秋の琥珀」は、サッパリとキレのある後味が売りのクリアアサヒブランドの秋限定商品です。

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ロースト琥珀麦芽を一部使用し、通常の1.5倍の大麦を使用したという贅沢なつくりが特徴となっています。

メタリックなほどのキレや後口の爽快感に、どこかスーパードライの遺伝子を感じます。その “スードラ感” をベースに、秋らしいコクや甘みが幾重にもかさなったような印象を受けました。

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ともすれば新ジャンルは香りが貧弱になりがちですが、さすがに「秋」の限定。しっかり飲みごたえを感じられる演出がされています。美味しい!

 


どれも美味しい!

……いや、これだけではただのビール好きの人なんですが、実際にどの商品もかなりバランスが良く、個性もはっきりした美味しいビールでございました。

秋ビールというとパッケージ等のイメージから、とにかくコックリした分厚いイメージなのかと思いましたが、そうでもありません。

秋のイメージは画一的ではなく、「香り」を楽しむもの、「コク」が強調されたもの、「味わい」の深いものなど、1本1本、それぞれ違うの秋の情景を描写していたと感じます。

飲み比べると本当に個性的なので、ぜひ各種揃えて楽しんでみてください!

 


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(文/くぼきひろこ

くぼきひろこ/ライター

くぼきひろこ/ライター

美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。

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