こういったバーツールはEDC(EveryDay Curry)することが前提のアイテムです。つまり、日頃から持ち歩きたいと思えるデザインであることが重要です。どんなに多機能でも大きすぎたり、重すぎたり、不格好だとその気が失せます。いかにカッコ良いか、これは重要なファクターです。
トルクスボルトで固定されたクリップは、ボディと同様にステンレス製。ポケットにしっかり挟める強度があります。
ホールの直径は約15mm。キーリングやランヤードを通せば、持ち運びが更に簡単に。サンドブラスト処理されたステンレスは、傷や塗装の剥げを気にせずラフに使える点も魅力です。
実際にこの厚さで釘を抜く人は少ないでしょうが、4mmのステンレス鋼だから、ツールが曲がる心配は皆無。プライバーとしては、信頼できる強度があります。
厚みのあるボディが栓の縁にしっかりかかり、10cmの長さが力を入れやすくしています。ポータブルでありながら、必要以上の性能を備えているので、どんな場面でも頼れる相棒になります。
ナイフレスであるため、日常的にも、旅行にも、どんな場面でも安心して持ち歩けます。EDCツールの中でも、この手頃な価格は特に推しポイントです。
<取材・文/GOL>
GOL|現在、東京近郊の山村と都会で二拠点生活をしています。ライター業がメインですが、地方の魅力発信にも力を入れています。実地でのレビューがしやすい環境を活かしてアイテムを紹介していきます。
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