牛肉・牛骨とわかめの旨味たっぷり! 冷麺よりも食べやすい「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」【アジア袋麺レシピ】

■スープとかやくは水の段階から入れる! 麺を入れたら2分で完成

▲「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」の中身

まずはパッケージを開けて、中身を並べてみました。ちぢれた麺は少し細めで、他には小袋が2つ付いています。それぞれ、かやく(具材)とスープの袋です。

原材料をチェックすると「牛肉風味ペースト」をはじめ、「牛骨エキス」や「ビーフフレーク」など牛由来の材料が複数書いてあります。何でも「ヤンジモリ」と呼ばれる牛の腕肉を使っているそうで、ビーフの風味をまるごと味わえそう。

さっそく作っていきましたが、スープとかやくは水の段階から入れるのが「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」の特徴です。そのまま沸騰させたところで、麺を入れて2分で出来上がり。

▲スープとかやく類を水の段階から入れて沸騰させ、沸騰したところで2分麺を入れて完成

これだけの簡単ぶりですので、別途具材も加えることに。薄切りの牛肉とネギの輪切りをフライパンで軽く炒めて、完成したラーメンの上にトッピングすることにしました。これで袋麺が贅沢ラーメンに進化してくれることを期待します。

▲別途具材を炒めて加えることにしました

 

■スープ感覚・シメ双方にイケる万能袋麺!

▲完成した「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」

というわけでアッという間に完成しました!

水から炊くことでわかめが膨大に膨らみ、その旨みが牛骨スープともよく合い、なかなか滋味深い味わいです。そして、細めの麺もこれまた美味で、滋味深いスープを持ち上げてくれます。もちろん、別途加えたトッピングとの相性も抜群で、一気に本格的で食べ応え十分のラーメンに変化しました。

まるで焼肉屋さんの本格ラーメンのようでもあり、スープ感覚としていただくのもヨシ、シメの一杯としていただくのもヨシの万能袋麺だと思いました。

 

■辛味のちょい足しで、旨味がより引き立つかも?

しみじみと旨味を感じられる「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」。ただし、辛味はほとんど感じられないため、辛味好きな方はラー油を回しかけたりコチュジャンを少量溶かして食べると、味わいがまたガラリと変わるようにも思いました。

まとめ:
完成度の高い「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」に、具材を加えることで確かに贅沢ラーメンに変身した!

ただし、いずれにしてもさっぱり系麺ではあります。「韓国のラーメンって全部辛いんでしょ」という先入観を覆す一品でもあり、驚き度も高い袋麺でもあると思いました。

一般スーパーでは入手しにくい「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」ですが、韓国食材店やネットショップなどで手に入りますので、ぜひ一度味わってみてください。韓国の袋麺の滋味深い味わい、そして奥深さ、超オススメです!

<取材・文/中西ふみえ、松田義人(deco)>

松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数

 

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