ちょうど出張でインドネシアへ行くことになったので、噂のSIMフリーWi-Fi機器を試してみることに。ハワイや韓国、台湾など日本人観光客向けのサービスが整った国とは異なり、わからないことも多そう…。検証するにはもってこいの国ですね。
今回用意したのは「NETGEAR Wi-Fiモバイルルーター」(↑写真左)。これがいわゆるSIMフリーWi-Fi機器。現地でプリペイドSIMカードを購入して、これにセットすればインターネットに接続できるそうです。Amazonで1万円ちょっとで買えました。
一方、写真右はWi-Fiレンタル会社から借りてきたモバイルルーター。事前にネットで申し込み、羽田空港で受け取ってきました。1週間のレンタルで料金は5,900円(保証金を付けると+3,500円)でした。
■現地でプリペイドSIMカードを買ってみた
インドネシアへ到着後、プリペイドSIMカードを買えるところを探しました。
空港で購入するのが一番簡単なのですが(国際空港ならほぼ売っています)、この日マカッサル空港に到着したのが深夜0時。携帯電話ショップを見つけることができなかったので、翌日街中で探すことにしました。
翌朝、市場で見つけたのがこちらの店。露店のようなあまりに簡単な店構えに、本当にここで買えるの? 偽物じゃない?? と、入るのに勇気がいりましたが……。ごめんください〜
店に入ると、いろんな会社のプリペイドSIMカードが並べられていました。
壁に貼られた紙を見ると、
A社:2GB、85,000ルピア(約680円)
B社:3GB、63,000ルピア(約500円)
と、メーカーによって料金はバラバラ。おそらくですが、この国では販売店ごとの料金も違うのでしょう。空港で買うと、もう少し高いという話も聞きました。
インドネシア語ができない筆者は、簡単な英語で注文を。
私「Wi-Fi機器用のプリペイドSIMカードください」
店員さん「携帯電話じゃないの?」
私「はい、携帯じゃなくてこれで使いたい」(Wi-Fi機器を見せる)
店員さん「マイクロサイズだね?」
私「はい」
SIMカードには「マイクロSIM」や「ナノSIM」など異なるサイズがあるので注意が必要です。Wi-Fi機器の実物を見せて注文するのが、間違いないと思います。
今回は最低限つながればいいと思ったので、2GBで約680円のSIMカードを購入。種類の多さにどれを選べばいいのかわからなかったのですが、現地在住の方に「Telekomsel社はインドネシアの大手キャリア」と教えていただき、Telekomsel社のものを選びました。このSIMカードの有効期限は30日間です。
■SIMカードの初期設定は店員さんにおまかせ