サイズは約W58.7×D29.4×H47.3で、重さは約105g。
すごく小さくて軽い、というわけではないけれど、でもPCに付属するACアダプタよりは断然小さい。
仕様は、Type-CがどちらもPD 3.0対応で、最大出力が65W。要するに1ポートだけ使うなら出力65Wいけまっせということです。
Type-AはQC 3.0対応で、最大出力が30W。
3つのポートを組み合わせた出力は以下の通り。
Type-C+Type-C→45W+18W
Type-C+Type-A→45W+18W
Type-C+Type-C+Type-A→45W+15W
(Type-Cの2番目とType-A合わせて15W)
出張で充電したいのはPC、スマホ、デジカメの3つ。
ホテルで夜、仕事する時に必要なのは主にPCになりますが、45Wあれば大概のノートPCは問題なしです。急速充電には物足りない数字ではありますが、作業中にバッテリーが減ることはないはず(増えもしないかもですが)。一方のスマホは18Wあれば問題なく充電できます。
そして寝る時にType-Aにデジカメをつないでやると、朝にはPC、スマホ、デジカメすべて満充電になっていました。
そしてこの65W仕様のACアダプタ、海外対応にもなっているんです。
プラグ部分に取り付けられるアダプタ2種類(Cタイプ、BFタイプ)が付属しています。
日本やアメリカ、中南米で使えるAタイプが本体に付いているわけですが、それに加えてCとBFがあれば、ほとんどの国で使えるかと思います。もちろん電圧は100~240V対応なので、変圧器なんて必要もありません。
要はこれ1台あれば、海外旅行も問題なしってこと。
ちょっぴり大きめだし、重さもたしかにある。でも、デジタル機器を持ち歩いている人にとっては、正直誤差レベル。
実は「100W 4ポート」「140W 4ポート」「200W 4ポート」もあるんですが、この「65W 3ポート」と比べると、そこまでお値打ち感はないかなという印象。だってプライムデーでも「65W 3ポート」はセール価格になってなかったぐらいだし。
そして最後に重要なポイントを。アイ・オー・データが総代理店になっているってことは、ちゃんとサポートもあるってこと。最近のACアダプタは出力が大きくなっていることから、粗悪品だと発熱から発火という危険性もあります。その点、このVerbatimのACアダプタは、そもそもが老舗メーカーであり、さらにアイ・オー・データが取り扱うって時点で安心感があります。
そんなACアダプタが2680円って驚き。こういうの見つけた時って、ちょっとうれしくなりますよね。
>> Verbatim
>> アイ・オー・データ機器
<取材・文/円道秀和(&GP) 撮影協力/アイ・オー・データ機器>
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