吉野家のどんぶりが買える(涙)。牛丼の具3袋と紅生姜もついたセットが5720円は安すぎるかも

■可愛いパッケージの中から確かにどんぶりが…!

▲「牛丼の具3袋紅生姜付き&金文字丼セット【冷凍】」のパッケージ

▲中を開けるとジャジャーン!

このセットの正式名称は「牛丼の具3袋紅生姜付き&金文字丼セット【冷凍】」。どんぶりをかたどった可愛いパッケージに入っており、中を開けると、どんぶりと牛丼の具3袋、紅生姜がお目見え。具材類は冷凍なのですが、どんぶりはカチコチに凍っているというわけではなく、どのように保管・発送されているのかは少々謎。

おそらくは注文を受けてから、「どんぶり」「冷凍の具材類」と一つ一つ丁寧に手作業で梱包し発送しているのだと思います。

だとすると、この点もまた、牛丼一つ一つを客のオーダーに合わせて丁寧に盛り付けサーブする吉野家ならではの「面倒くさがらない」姿勢を感じ好印象です。

 

■湯煎後、いったん別の器に具材を出してから盛り付けがオススメ

▲温め方は超簡単!

さっそく、このどんぶりで牛丼をいただくことにしました。

「紅生姜」は流水解凍・または冷蔵庫での解凍。「牛丼の具」は湯煎またはレンチンで温めるもので、筆者は湯煎をチョイス。鍋に張った沸騰したお湯の中に袋ごと入れ5分ほどしたところで、袋を取り出し開封。どんぶりに盛り付けたご飯の上にオンするわけですが、ここで一手間加えました。

▲袋の中身をいったん別の器に出した後、「肉や玉ねぎなどの具」を先にご飯の上にオン。「汁」を好みの量で後がけしました

この袋のまま直接、ご飯の上に乗せるのももちろん良いですが、「汁ダク」具合がちょっと判別できません。そこでいったん袋から別の器に具材を出し、まず汁気のない「肉や玉ねぎなどの具」を先にご飯の上にオン。後から「汁」をお好みを量をかける……という工程を取りました。

自分好みの「汁ダク」具合の牛丼ができたところで最後に「紅生姜」を乗せて完成です!

 

■吉野家にはない「うな牛」に禁断の挑戦

▲完成した吉野家の牛丼

この特別などんぶりでいただく牛丼は、味も雰囲気もまさしくお店のそれと変わりません。実際に食べてみないと、この感動は伝わらないかもしれませんが、しかし改めて思うのは、このセットが送料込み5720円は激安ということ。

かなりのお買い得だと思いましたが、食後さらに禁断の欲望が。吉野家のどんぶりを使って、牛丼+うなぎの相盛り「うな牛」をやってみたいということ。

実は吉野家には「うな牛」はありません。「うな牛」は他の牛丼チェーンが考案したもので、吉野家の牛丼とうなぎのセットは別皿で盛られてサーブされます。

これもおそらく、吉野家の「牛丼とうなぎを、一緒に盛るのはよろしくない」というこだわりなのだと思いますが、この規則をあえてはみ出し、吉野家のどんぶりで、本来ない「うな牛」をやってみることにしました。

冒頭で触れた「吉野家公式通販ショップ」では夏季限定で、うなぎのセットも販売されています。ここで筆者は「牛丼の具6袋&うなぎ蒲焼3袋セット【冷凍】」を追加オーダー。送料込みで6804円ですが、時期によってはセール価格になっているようです。

▲「牛丼の具6袋&うなぎ蒲焼3袋セット【冷凍】」を追加オーダーしました

 

■注文が殺到し「金文字丼セット」は売り切れに…

宅配便の人は「この人、週に何度も吉野家買っているな」と思っているかもしれませんが、追って届いた「牛丼の具6袋&うなぎ蒲焼3袋セット【冷凍】」。

「うなぎ蒲焼」もまた湯煎またはレンチンで温めるもの。ここでも筆者は湯煎をチョイスし、6分ほど温めた後、禁断の「うな牛」をやりました。

▲本来はないメニュー「うな牛」

こんな反則技を楽しめるのもまた、吉野家のどんぶりがあるがゆえ。

本当にオススメなのですが、しかし前述の「牛丼の具3袋紅生姜付き&金文字丼セット【冷凍】」は販売開始以来、間もなくして売り切れとなったようです。

吉野家に問い合わせたところ「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、秋口には在庫を補充できる予定ですので、『ぜひ吉野家公式通販ショップ』をチェックしてください」とのことでした。

▲「金文字丼セット」の再販を待つべし!

吉野家のどんぶりを小ぶりにした茶碗などは購入可能ですので、販売が再開するまではこれらを使って吉野家気分を楽しむのも良いかもしれません。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

>> 吉野家

<取材・文=松田義人(deco)>

松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数

 

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