■スポッと入れるだけで効果は絶大!
使い方は簡単。350ml缶を中にスポッと中に入れるだけ。
サイズは約φ7.3×H11.7cm、重量約170g。保温保冷ホルダーということで、真空二重構造だと思いますが明記はされていません。デザインはシンプルで、コップとしても使えます。
使ってみて、飲み切るまでずっと冷えてる、結露でテーブルが汚れないというだけで買った価値はありました。
ちなみに、どれだけ冷えが続くのか実験。それが前出の動画です。
キャンプでビールを飲む想定し、外で試してみました。外気温は36℃前後、計測地点に貼り付けた温度計は最高44.3℃を指す炎天下。ノンアルコールビール(一応、仕事中ということで)を2本用意し、1本はそのまま、もう1本は保冷ホルダーに入れて、5分、10分、15分、20分で計測しました。
実験の結果がこちら!
経過時間 | そのまま | 缶ホルダー |
スタート時 | 11.5℃ | 11.0℃ |
5分 | 14.6℃ | 11.0℃ |
10分 | 17.2℃ | 11.2℃ |
15分 | 19.2℃ | 11.5℃ |
20分 | 22.0℃ | 11.7℃ |
すごくないですか?
あくまでも今回、個人的に実験した結果であり厳密ではないかもしれませんが、その効果にびっくり! 炎天下に20分置いて、0.7℃程度しか上昇しませんでした。これならビールを飲み切るまで冷え冷え間違いなしです。この結果で1個追加で購入することを決めました。
ちなみに実験では保冷ホルダーは常温でしたが、保冷ホルダー自体を冷やしてからビールを入れたらもっと冷え具合がキープできました。
そしてしばらく使って気づきました!
缶ビールを保冷ホルダーに入れ、グラスに注いで飲むという使い方をしていましたが、冷やした保冷ホルダーにキンキンに冷やしたビールを注いだ方が、最高の1杯が味わえるということ!
保冷ホルダーとしての活用ばかりにとらわれて、冷たいままビールを飲みたいという本来の目的を忘れていました。
もちろんハイボールや焼酎の水割りも冷たさをキープしたまま飲めるから、缶ビール派じゃない人にもおすすめですよ!
また、本体の底滑り止めが付いているので、出張の際に持って行くといいかもしれません。
新幹線のホームで冷えたビールを買っても、列に並んでいる間に(指定席券を持っていても棚に荷物を載せたいので並びがち)ぬるくなってしまうんですよね。
保冷ホルダーさえあれば、ビールを買ってそのまま入れるだけで、席に着いてプシュ! と開けた時も冷え冷えのまま。出張帰りの疲れを癒す1本が、これまでと違うものになりそうです。ちなみに500ml用(1490円)もあるので、お好みで。スーツケースに1つ忍ばせておけば、出張帰りの楽しみが増えるかも。
まだまだ暑い日が続きそうな8月、9月。1000円ちょっとで冷たさキープしてくれる保冷ホルダーは、晩酌好きにはマストなアイテムかも。ちなみに保温もできるので、冬にも活躍しますよ!
>> 無印良品
<文/澤村尚徳(&GP)>
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