脚と天板を取り付けたら完成。IGT規格のど定番、3ユニット分です。
スノーピーク「シェルフコンテナ」愛用者なら、別売「ブリッジステイ」を使って「シェルフコンテナ」と接続してもいいんです。
ちなみに脚は地面にあわせて微調整でき、がたつきを抑えられます。こんな小技がうれしい。
じつは37CAMPでは本家にもない5ユニットのワイドなテーブルも発売を予定しています。
こちらは長辺フレームが分割しませんが、その分、組み立てが楽になっています。作業スペースを確保できるのでクルマ移動であれば5ユニットを待ってもいいかも。
■話題のシンクは電動ポンプ付き
ここから自分好みにカスタムしていきます。
まずは37CAMPの新作「ユニットシンク」を取り付けました。
天板はハーフユニットなので2枚取り外して「ユニットシンク」に交換。試しにゼインアーツのバーナーデッキを載せたらこれもうまくはまりました。1〜2人のキャンプには十分すぎます。
「ユニットシンク」には1.5ユニットモデルもあります。3ユニットモデルの「フレームテーブル」だと天板の半分を占拠しちゃいますが、5ユニットのテーブルであればこの通り。ちゃんと作業スペースを確保できるんです。このフレームのサイズ感、イイ。
「ユニットシンク」には給水タンク、排水受けが付属していないので手持ちのふたつのバケツを給水用と排水用に用意しました。給水用バケツには蛇口の下のホースを差し込みます。
蛇口の上にあるボタンを押すと勝手に水をくみ上げてくれる! ボタンを押し続ける必要がないのはめっちゃ楽。
蛇口まで高さがあるので縦型ケトルを斜めにせず水をくめるのもストレスがありません。
排水はもうひとつのバケツで受け止めます。最終的にバケツにたまった排水を自分で処理するので、ひどい汚れ物は炊事場に持ち込むほうがいいかも。
とはいえジャグよりも扱いやすいし、シンクの栓を閉めておけば粗熱を取ったりフルーツを冷やしたりなんてことにも重宝します。
ちなみに「ユニットシンク」の大きさの違いはこんな感じ。
1ユニットは1〜2人用クッカー向きで、マルチグリドルだと大きくはみ出て洗うのは厳しい。一方、1.5ユニットもはみ出ますが、ギリギリシンク内で洗えます。
今回は手持ちの「タフまる」や「ST-310」を用意しましたが、「フラットバーナー」を組み込んで風防を付けるのも使いやすそうだし、天板のかわりに「メッシュトレー」にして食器置き場にするのもいいかも。「フレームテーブル」を前にすると夢が広がります。
いろいろなメーカーが参入しているIGT規格テーブル。本家にはない意欲的なフレームやオプションが増えるのは大歓迎です!
>> 37CAMP
<取材・文/大森弘恵 撮影協力/37CAMP>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X
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