【アウトドア銘品図鑑】
ドイツ生まれのLEDレンザー(レッドレンザー)は、光が生み出すくっきりとした円錐“ライトコーン”が印象的なフラッシュライト&ヘッドライト専門ブランドです。
「HF」シリーズは保護等級IP68で水・ホコリ対策は万全で、作業場もアウトドアシーンでも活躍するヘッドライトとして昨秋登場しました。
なかでも「HF8R Core」(1万7600円)は自動的に光量と焦点をあわせるハンズフリーライト。決して超軽量というわけではありませんが、ハンズフリー+アプリ操作が使いやすいと話題になったプロダクトです。
そして2024年9月に発売されたばかりの新作「HF8R Core RGB」(1万9800円)は、「HF8R Core」の基本性能にRGBライトを搭載したアップグレード版。「HF8R Core RGB」のサンプルを借りて、ハンズフリーがホントに使えるか、アプリの使いやすさ、そしてRGBモードの使用シーンをチェックしてみました。
■重量194gで最大1600lm!
「HF8R Core RGB」と「HF8R Core」はどちらも重量194g(電池込み)で20〜1600lm(パワー:900/ミドル:300/ロー:20 )で調整できます。
操作は本体上部のボタンと本体下部のホイールで行います。
ボタンは大きめで、ほんの少し中央が盛り上がっているし、刻みもあるので頭に装着したまま操作しやすいデザイン。
一回押し込めばオン/オフや明るさ切替、長押し2秒でRGBと白色の切り換え、長押し5秒でスイッチロック(バックパックの中で勝手に点灯を防ぐ)、ダブルクリックでブースト(10秒間最大光量)といった具合。
本体下部のホイールはフォーカス切り換えに使います。
同一方向に回しているとブルッと震えて“これ以上回しても変わらないよ”と知らせてくれます。ちょっとかわいい。
ちなみに充電はレッドレンザーらしくマグネットケーブルで。マグネットの反対側はUSB-C。専用ケーブルは荷物が増えるのが難点ですが、点灯時間3.5〜90時間。夜通し点灯して走るなんてことでもなければ、2夜くらいは十分使えるので専用ケーブルを持ち運ぶ機会は少ないのでは。
なお、充電のタイミングは何もしていないのに2回点滅したとき。
その他、本体上部のボタンを押すとインジケーターで電池残量を知らせてくれます。
中央近くの黒い樹脂で縁取りされているところが、アダプティブライトビーム時に自動調光するためのセンサーです。
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